みんなの「買ってよかったもの」
朝はパン派に知ってほしい、朝食時間を変える3品[買ってよかったもの2022 バイヤー畠田編]
こんにちは、バイヤーの畠田です。
今年買ってよかったものに思いを馳せる季節がやってくると、いよいよ一年の終わりも間近だなと感じます。わたしはキッチン道具を中心にバイイングを担当していますが、いろんなキッチン道具を試すのが仕事でもありながら、日々の楽しみでもあります。今年出会ったアイテムを思い返してみると、朝食の時間に活躍するものをいろいろと生活に取り入れた一年だったことに気が付きました。
朝はパン派の我が家ですが、同じくパン派の皆様におすすめしたい3つのアイテムをご紹介したいと思います。
些細なストレスがなくなった!ジャムスプーン
ひとつめは、ヨシタ手工業デザイン室の、「racco ジャムスプーン」。
さまざまなジャムスプーンがある中で、これは!と思ったのは「ジャムの瓶に立てかけることができる」ということ。使い終わった後のナイフやスプーン、置き場にとても困りませんか?これまで、苦し紛れにパン皿の端に先だけちょっと浮かせて置いたりしていましたが、このジャムスプーンのおかげでそのストレスがなくなりました。
長さが全長18cmほどあるので、こんな深めの瓶の時でも底までばっちり届きます。
スプーンのようにへこんだ部分にジャムが溜まってパンに塗れない……となることもなく、すくった後はしっかり塗り広げることもできる。先端のカーブは瓶の底や縁の段差部分に残ったジャムもかき集めやすく、本当にジャムスプーンとして使い勝手の良い形。いたってシンプルな形なのに、あらゆる面でジャムスプーンとして使い勝手の良い形。使ってみて感動した一品でした。
飲み物にもヨーグルトにも、蓋つきそばちょこ
ふたつめは、蓋つきそばちょこ。
朝は紅茶かコーヒーを淹れることが多いのですが、マグカップよりひとまわり小さく、朝に飲むのにベストなサイズ。蓋つきである点が便利で、使い終わったティーバッグを置いておくのにぴったり。ジャムスプーンと同様、ティーバッグも地味に置き場に困るんですよね。
また、ヨーグルトやグラノラを食べる時にもちょうどいいサイズです。小さめの深さのある器をあまり持っていないので、飲み物用のカップとしても、ヨーグルトや副菜などを入れる小鉢としても、そして夏場は素麺のつゆ入れとしても万能に使えるこの器は活躍頻度の高い一品。カーキグレーの落ち着いた色は他になかなか見かけないニュアンスのある色も気に入っているポイントです。
そして、ひとつめにご紹介したジャムスプーン、実はヨーグルトを食べる時にも便利なのです。ヨーグルト用にこのスプーンを買っていったお客様がいらっしゃる、という話を、ヨシタ手工業デザイン室の販売担当の横須賀さんから伺い、なるほどそれは確かに便利!と膝を打ちました。片側がほんの少しだけ立ち上がったようになっているので、スプーンのように凹みがなくても意外としっかりすくうことができます。ジャムを塗った後はヨーグルトに……と、朝食に大活躍の一本です。
100円のパンもおいしくなる、炭火焼きトースター
最後は、パンをおいしく焼き上げてくれる「Sumi Toaster」。
炭のもつ遠赤外線の効果で、食パンの水分を奪わず、外はカリッと、中はふわっと焼き上げてくれるこちら。以前、普通のトースターと食パンの焼き比べをしてみましたがその差は歴然で、毎朝のトーストに欠かせないものとなりました。
(動画左が普通のトースター、右がSumi Toasterで焼いたトースト)
嬉しいのは、「お手頃な食パンでも美味しくなる」というところ。スーパーで100円台の食パンでも、水分が失われないだけでこんなに食感が変わるんだな、と驚きます。
そして、パンを焼く時はもちろんなのですが、その他の食材を「ちょっと焼きたい」「ちょっと温めたい」というシーンにも活躍しています。たとえば朝食で目玉焼きやソーセージを焼いたり、夕食で買ってきたお惣菜の揚げ物を温めなおしたり。それもまた普通のトースターよりも美味しく仕上がりますし、フライパンを使うよりも気軽に使えて、コンパクトなので洗い物も楽。調理後は熱いので要注意ではありますが、そのままお皿代わりにしてしまうこともあります。
わたしは嫌いな家事の中に「トースターの掃除」がランクインするので、丸洗いできてコンパクトにしまえるSumi Toasterはとてもありがたい存在。昨年には 「私の中で今年の最優秀商品です」というつかい手の声も届いており、声を寄せてくださった方と握手をしたい気持ちです。
以上、わたしの買ってよかったもの2022でした。次はバイヤー加藤にバトンを渡します。皆さんの「買ってよかった」も、ぜひつかい手の声で教えていただけたら嬉しいです。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。