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袖があるって便利!薄手リネンの割烹着

2022年03月23日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。最近愛用しはじめたのが、 TUTIE.が作る「リネン太番手ムジKappogi」。これまで料理中の汚れ防止にはエプロンを使っていましたが、割烹着を身につけるようになってから、割烹着ならではの良さを体感しています。

割烹着、こんなシーンで便利です

エプロンも割烹着も、家事(主に調理中)の汚れから衣類を守るという点では同じものですが、エプロンと異なるのは、「袖がある」「上半身をほとんどカバーしてくれる」という点。普段家事をする中で、便利だなあと感じるのはこんなシーンです。

袖がしっかりとまるから水仕事がしやすい

洗い物をしたり、シンクの掃除をしたり、水回りのことをする時、袖をしっかりたくし上げたと思っても、気が付けば落ちてきて、濡れた手で何度もあげなおしてイライラ……なんてことはありませんか?その点、割烹着は袖口がゴム仕様でしっかりとまるので袖が落ちてくることがありません。

油跳ねや汚れから服や肌をしっかり守れる

服の汚れを予防する面でも、肩から袖まですっぽり覆ってくれる割烹着の方が安心感があります。服が汚れにくいだけでなく、油跳ねで「アチッ」となるシーンでも守ってくれるので、揚げ物や炒め物の時は割烹着に頼っています。

帰宅後、外行きの服から家着に着替える前に、すぐにご飯の準備をしたい、という時にも重宝しています。エプロンだ水濡れや汚れに気をつかいますが、割烹着は洋服全体を覆えるので、時間がない時でもこれをスポっとかぶるだけでキッチンに立てるのはありがたいです。

とりあえず服を隠したい!という時にサッと着られる

パジャマを着ている時でも、割烹着を上に重ねてしまえば良い感じに服を隠せるので、朝起きてすぐのゴミ捨てや急な宅急便対応にはもってこい。首の空きが広めのつくりなので、着る時もそのままかぶるだけです。後ろの首元にボタン、背中に結び紐がありますが、都度外したりせず脱ぎ着ができました。

これまでエプロンしか使ったことがなかったので、袖があることでこんなに活躍の幅が広がるんだなあと実感。すぐに手に取れる位置に掛けておいて、料理の前には必ず身につけるようになりました。

「薄手のリネン」で長く使えて通年快適

そんな便利な割烹着ですが、元々着物用に作られているものが多いからか、デザインがあまり好きになれなかったり、形が洋服に合わなかったり、なかなか良いものに出会えないんですよね。そんな中でも、このTUTIE.の割烹着は、形や素材・価格のバランスがとてもいいなと思います。

良さのひとつは、素材が「薄手のリネン」であるということ。割烹着は袖があるため、エプロンと比べて夏場に使いにくいイメージがありますが、この割烹着は素材がリネンで生地も比較的薄手のため、暑い季節でも身につけやすく、季節を選ばずお使いいただけると思います。

更に、リネンは他の天然繊維と比べても、汚れがつきにくく、繊維が丈夫でガシガシ洗えて、乾きが早い素材。 びみょびしょになっても半日家で干せば乾くので、洗って乾かしてを頻繁に繰り返すキッチンで使うのにまさにぴったりです。キッチンまわりの布ものはなるべくリネン製品を選ぶようにしていますが、何十回と洗濯をしても生地が弱くなるのではなく育っていくという表現がぴったりで、どんどんと柔らかく、使いやすくなっていく感じがします。

また、 袖口がゴム仕様であることと、ゴムを自分で入れ替えができようにホールが空いているという点も気が利いています。 リネンは生地が丈夫な分、長く使えますが、こういった袖口部分は早く傷みやすいため、ゴムが伸びてしまったら自分で取り替えができるというのは嬉しいですよね。「傷んだら買い替える」ではなく、「直して使う」ことを見据えたつくりに好感を持ちます。

割烹着を身につけると、よし家事をするぞ、と気持ちもスイッチが入ります。便利さを身をもって感じたので、今年は母の日の贈り物としても検討したいなと思っている一品です。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。