バイヤーからのお便り
締め付けや紛失とおさらば!キャッチがないピアス
ピアスを愛用する女性ならば、誰もが経験したことがあるのが、キャッチによる締め付けの不快感とピアスの紛失です。耳の形とデザイン等が合わずに発生する、ピアスにまつわるお悩みを解決したブランドのお取り扱いがこの春から始まりました。
Baqless(バックレス)のピアスは、その名の通り、バックキャッチが無いのが特徴です。スイスの老舗腕時計ムーブメントファクトリーとともに開発したバックキャッチのないピアスは、まるで精密機械のように計算し尽くされていてストレスフリー。デザインと、機能性の両方を備えた、画期的な逸品です。
バックキャッチが無いピアスの仕組み
私がこのピアスを知ったのは、約1年前の事。バックキャッチが無いピアスがあると聞いても、最初はピンときませんでした。「フック式では無いのにキャッチが無いピアス」なんて、見た事が無かったので、正直、想像がつかなかったんです。
実物がこちら。シンプルなポストですが、このポストをピアス穴に挿し込んだ後、T字型にすることで、キャッチの代わりを果たすという仕組みなんです。
フランス人デザイナーのバリエールさんが、スイスの老舗腕時計ムーブメントファクトリーRONDA社と共同で開発したというこちら。スイスで一番小さなクォーツ(電池式)のムーブメントを手掛けているRONDA社の技術力と、洗練されたデザインが組み合わさった精密機械のようなピアスです。
装着までは、わずか3ステップ。
1、ピアスホールにポストを挿す
2、ピアスホールに挿したら、ポストの先端を回転させてT字型にする
3、T字型にしたポストを耳たぶの厚みに合わせてスライドしフィットさせる
この3ステップで装着完了です。
スライドは9段階で調整ができますので、お好みのフィット感でつけられます。ポストをスライドさせると1段ずつ調整できる感覚が指先に伝わってきます。
取り外す際は、キャッチ部分をポストの先端までひっぱりきってから、まっすぐにしてください。先端までひっぱりきらないと、ポストがまっすぐにならないようになっています。この仕組みだからこそ、ピアスが落ちないようになっているんですね。
キャッチのあるピアスは、落ちないようにとつい奥まで締め付けがち。ですが、このピアスはキャッチが無く、ポストの先端がT字に変化するので、キャッチを落とす心配もなく、締め付けすぎずに済むのがポイントです。
毎日つけたい飽きのないデザイン
当店でお取り扱いするのは、パールモチーフのものと、キュービックジルコニアを使用したジルコニアコレクション、そして幾何学モチーフのジオメトリックコレクションです。
こちらは、パールモチーフのものと、ジルコニアコレクションの画像です。ジルコニアコレクションで使われているキュービックジルコニアとは、ダイヤモンドを模して造られた人工石のこと。
光の屈折率もダイヤモンドに似ているので、ぱっと見では違いがわからないほど。身につけると、キラッと上品に輝きます。
ガラスよりも固くて傷つきにくいので、普段使いにぴったりの素材なんです。
こちらのパールのピアスは、粒が大きすぎない、ちょうどいいサイズを選びました。一粒が9mmなので、普段使いはもちろん、フォーマルな場でも付けられるのがいいんです。
続いてご紹介するのは、幾何学モチーフのジオメトリックコレクションです。 バー(左)、トライアングル(中)、多面体(右)の3型があります。
シャープなモチーフですが、実際に身につけるとすっと馴染むので驚きました。ジルコニアコレクションよりもモードな印象ですね。
いずれのピアスも、ポスト部分は医療用器具に使用される、金属アレルギー反応が出にくい、サージカルステンレス素材。付けっぱなしでスポーツしたりお風呂にはいったりしても負担が少ないのがいいところ。
デザイン、素材ともに、毎日つけられるピアスとしてきちんと考えられているなとわかるこちら。バックキャッチが無いことで、ストレスから解放されるのを実感していただきたいなと思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。