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新しい季節のはじまりに。気分も食卓も明るくなる「春色の器」
シックな色の器は料理を選ばず使いやすいですが、明るい色使いの器は食卓の雰囲気を華やげてくれるもの。料理に色が少なくても、器が華やかさを補ってくれます。
器はついシンプルな色を選びがち、という方にこそ一度使ってみてほしい「春色の器」を集めました。
やわらかな色合いとマットな質感の「SAKUZAN/Sara オーバルプレート」
毎日飽きずに使える「SAKUZAN」のSaraシリーズ。料理を美味しそうに引き立ててくれる色のプレートです。このプレートを作っているのは、岐阜県土岐市の作山窯の職人。「美しいしごとから、美しいうつわを。美しいうつわから、美味しい笑顔を。」という思いのもと、美濃焼の伝統を活かしたものづくりをされています。
和食器に使われる土を使い、マットできめ細かい釉薬を掛けることで、しっとりすべすべな手触りになります。組み合わせやすいやわらかな色合いで、洋食だけでなく、和食や中華、エスニックなど、料理のテイストを選ばないのも魅力的なポイント。
ちょっと珍しいオーバル型のプレートですが、「この形、意外と使いやすい! 」と好評です。器と器の間に奥と収まりがよく、何かと重宝するんですよね。
「SAKUZAN/Sara オーバルプレート」つかい手の声
■グリーングレーがとても気に入ったので、ブルーグレーも購入しました。グリーングレーのほうが、料理を選ばない気がしますが、ブルーグレーも料理が映えます。サラダはブルーグレーのほうが映えるかなあ、と思います。(東京都 匿名 さん)
■以前から気になっていたSAKUZANさんの食器…やっと手に入れました。食卓が華やいでいます。(兵庫県 匿名 さん)
■一目惚れです。実際に使ってみて、このシリーズを集めたくなりました。質感といい、色味といい、ツボです。(北海道 まろまろ さん)
奥行のある窯変ならではの色合い「SAKUZAN/Youhen ボウル」
器を焼いた時、炎や釉薬中の物質の影響で、予想できない模様や色が現れることを窯変(ようへん)と呼びます。その窯変を活かしたのが、この「Youhen ボウル」です。
ひとつひとつ器の表情が違うのが特徴で、鮮やかな発色と奥行のある色合いが食卓を華やかに彩ります。
色展開はイエロー、ホワイト、レッドの3色。色ごとに合う食材が違うので、それを考えるのもまたこの器の楽しみ方です。例えば、イエローは緑や白の料理が映えるので、サラダなどの葉物、クリームスープなどに。レッドはグラノーラやアイスクリームといったデザートなどに。他ではなかなか見かけない、美しい色を楽しんでくださいね。
釉薬の濃淡が美しい「Jars/TOURRON スーププレート」
粘土、釉薬ともに自然な原材料を使用した、環境にやさしいTOURRONシリーズの器。釉薬の絶妙な濃淡が美しく、単色の器でありながら表情豊かなのが特徴です。
鮮やかな色合いですが、どんな料理とも相性が良いんです。洋食はもちろん、中華や和食まで、ジャンルを問わずどんな料理を盛りつけても絵になります。
人の手がかかっているからこそなのですが、使用している釉薬によっては、色合いにムラがあるものがあります。窯の中で置く位置によって濃淡や貫入の入り方が異なるのが理由で、それもまた焼き物ならではの特性としてお楽しみくださいませ。深みのある器をお探しの方へ。
「Jars/TOURRON スーププレート」つかい手の声
■数年前、同シリーズのお皿を購入したのですが、比べると若干小さくなっていました。色味もいいし、丈夫で使い勝手の良い大きさなので気に入ってます。(神奈川県 taro さん)
10年の歳月をかけて作られた「POTPURRI/fajans M プレート」
fajans(ファイアンス)シリーズの器は、繊細な淡黄色の土の上に錫(すず)釉をかけた陶磁器です。
この色合いと耐久性を兼ねた器をつくるために、10年ものあいだ土と釉薬の研究を重ねてきたそう。美しい絵柄とマットな質感が本当に美しいんです。
絵柄のテーマは「街の中にある自然」。プレートは水たまりをイメージした柄。プレートのほかにもマグ、カップとソーサーのセット、ポットなどがあるのですが、それらはリーフ柄で、シリーズで使うことでより華やかな食卓になります。
日々の食卓と共に、暮らしもグレードアップしてくれるような、「春色の器」たち。新しいスタートに、気分が明るくなる器を手に取ってみるのはいかがでしょうか。
今回ご紹介した以外にも、おすすめのアイテムを多数取り揃えています。ぜひご覧になってみてくださいね。
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文・構成/丘田麻美子
スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。