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片付けが苦手でも部屋がすっきり整う。「ざっくり収納」のススメ

2022年02月15日更新

おおらかな方がやると失敗するのが、細かく仕分ける収納法です。最初は美しく整理されていますが、次第に「仕分けが面倒だから一旦ここに」「場所が違うけど、まぁいいか」「あれはどこ?(ガサゴソ探す)」が重なり、すぐに散らかってしまいます。仕分けは大雑把に行い、収める場所だけを決める「ざっくり収納」が、おおらか向けの収納法。時間が経っても乱雑にならない「ざっくり収納」に適したアイテムをご紹介します。

「ざっくり収納」に役立つ収納アイテム5選

MOHEIM/LINDEN BOX L

自分好みに使える、自由度が高い木製ボックス

ざっくり収納のルールは、物の定位置を大雑把に決めること。サイズとカラーが豊富なMOHEIMの「LINDEN BOX」は自分好みに仕分けができ、ざっくり収納に最適です。中身に合わせてサイズが選べる上に目隠しができる蓋もあり、カスタマイズは思いのまま。ボックスは積み重ねができ、構成も自由自在です。

普段使わないものは下に、身嗜みに関するものは水色で、など収納のマイルールを決めてみては。書類や雑貨など、「あなたの場所はここ」と決めておけば、迷子にはなりません。異なるカラーを組み合わせてもまとまりが良いのは、発色が繊細だから。柔らかなカラーは趣があり、ザックリ収納を心地よく実現します。

TOTONOE/Stock Box レギュラー

積み重ねてもピッタリ揃う、ダンボールボックス

安くて丈夫で収納力も高いダンボールボックスは、ファイルや書籍などの収納に最適です。見た目がイマイチになりがちなアイテムですが、「並べてもきれい」がコンセプトの「Stock Box」なら話は別。蓋が本体と一体化しているため、並べたときに縦にも横にも隙間ができず、気持ち良いほどピッタリ揃います。

気軽に使えるボックスですが、適当に放り込むとすぐに居場所を見失います。そうならないよう活用したいのが、側面のメモ欄。面によりグレーと赤で色が異なり、好みや用途で使い分けができる仕組みです。組み立て式なので、不要なときはコンパクトにしまうことも。すっきりと片付くので、物が多いご家庭におすすめです。

COTAN/ラタンオーバルコンテナ M

「ちょい置き」に使いたい、オーバル型のカゴ

ひざかけや読みかけの雑誌などの「ちょい置き」は、部屋が乱れる原因になります。ちょい置き癖が直らないなら、「魅せる」カゴで格好をつけましょう。ナチュラルな仕上がりのCOTANの「ラタンオーバルコンテナ」は、ビンテージ風の味わい深い雰囲気。穏やかなオーバル型は嫌味がなく、どんなインテリアにも馴染みます。

カゴは丈夫に編み上げられていて、重たいものを入れてもたわまず安心です。持ち手つきで運びやすく、雰囲気を損ねない持ち手のデザインも気が利いています。ソファやベッドの側で「ちょい置き場」にすれば、物が散らかることはありません。物を隠しつつ「魅せる」カゴは、無造作に使っても絵になるお助けアイテムです。

丹野製作所/ジュエリーケース「かさね」フリー

中身をひと目で見渡せる、アクセサリー用トレー

こまごまとしたアクセサリーを収納するときは、仕分けの基準がポイントです。「普段よく使うか・使わないか」を基準に仕分けをしましょう。よく使う一軍は、中身がひと目で見渡せる収納トレーがおすすめです。ぱっと見て把握できれば、バタバタするお出かけ前もクタクタの帰宅時も、出し入れがスムーズに行えます。

丹野製作所の「かさね」は、用途別のトレーをお重のように重ねて使えるジュエリーケースです。深さがあるフリータイプは、厚みのあるものに最適。腕時計やブローチなど、普段使いするものに使いやすいトレーです。特別な日のアクセサリーは、細かく仕切られた別のトレーへ。量に合わせて収納が調整できる賢いケースです。

ざっくり収納で、すっきり整った心地よい部屋に

最初は気合いを入れて「きっちり収納」を目指すものの、その状態は長続きせず、散らかった部屋に元通り……。ズボラな私は何度も失敗してきました。「まぁいいか」が口癖のおおらかな方は、無理なく続く「ざっくり収納」がおすすめです。時間が経っても大きく散らかることがなく、心地よい部屋が維持できますよ。

文・構成/江田紗華

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スタイルストア 編集室

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