みんなの愛用品

シルク腹巻付きだから、体の内側から温まるパジャマ

2021年09月08日更新


肌寒くなったと思ったら夏日のように気温が上がったり、季節の変わり目は寝る時にどんなパジャマを着たら良いものか迷うところですよね。

私の場合、この時期は2種類のパジャマを使い分けています。ひとつは、暑い日に蒸れにくい高島ちぢみのパジャマ。もうひとつは、気温20度~25度くらいの時にぴったりな「寝返りしやすいシルク腹巻付きパジャマ」です。

このパジャマを愛用していてここが良いと思う最大のポイントは、内側シルク腹巻がついていてお腹が冷えにくいところと、動きやすい形。腹巻付きかつズレない仕様だと、こんなに体が内側から温まって安心感があるんだなと、日々実感中です。

お腹を温めると、眠りの質が上がりやすくなる


人間の体は良くできていて、体が冷えていると体温を上げようと神経が活発に動くため、リラックスできずに眠りが浅くなってしまうと言われています。だからこそ、体を温めるのは重要。そして一番効率的な方法が、「お腹を温めること」です。

お腹には多くの臓器が集まっているので、そこを重点的に温めることで血流が良くなり、体が温まるのでリラックスして眠りやすいという訳ですね。

だからこそ、日中はもちろん眠る時も腹巻をするのがとてもおすすめなのですが、ネックなのは、寝返りをしているうちに腹巻がズレてしまいがちなところでした。


そして、そんな問題を解決できたらという思いから当店とパジャマブランドkinel(キネル)が開発したのが、こちらのパジャマです。

内側はシルク100%、外側は綿100%の、ほわほわ&やわらかくてやさしい肌触りの腹巻がボトムスと一体型になっているので、どんなに寝返りをしてもズレません。


上の画像では撮影の都合でインナーの上に腹巻をかぶせていますが、ぜひお肌に直接触れるように着てみてください。この内側シルク生地が本当に気持ち良くて、包まれているだけでものすごい安心感があります。また、これまではお腹が冷えがちだったのですが、こちらを着て寝た翌日の朝は、お腹がぽかぽかとあたたかく、ちょっと涼しい日の夜はこのパジャマが手放せなくなりました。

シルクは数ある天然繊維の中でも、成分が人間のお肌に一番近い素材。そして吸放湿性・保温性に優れているので、蒸れにくく、汗をかいて寝冷えしてしまう心配もありません。

立体的なデザインだから、寝返りしやすい


もうひとつこのパジャマの良いところは、立体的なデザインなので、寝返りを妨げないところです。


脇や腕まわりに切り替えを入れることで、動かした時に突っ張り感が出ないようになっています。


ボトムスの股にも、クライミングウェアにも採用されることが多いガゼットクロッチという切替えが入っているので、180度開脚できます。実際に着用している際、足をクロスさせてストレッチしたり、横向き寝の状態で抱きまくらをはさんだりしていますが、突っ張り感や違和感が全然ないなと感じています。


生地自体も伸縮性のあるスーピマコットン100%素材なので、3シーズン活躍してくれるのも嬉しいポイント。季節の変わり目にぜひ着てみていただきたい一着です。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。