地震や台風など、災害は予期せず起こるものです。コロナ禍の影響もあり、備えの大切さを再認識された方も多いのではないでしょうか。防災アイテムにはさまざまなものがありますが、ここでは普段使いができるものをピックアップしました。使い慣れたものなら非常時でも手間取らず、落ち着いて使えるのがよいところです。おうち時間が長い今だからこそ、備えの見直しをしてみませんか。

普段使いもできる防災アイテム5選

エムパワード/ラックス Pro

スマートフォンの充電もできるソーラーライト

被災生活で安心感を与えてくれるのが、安定した明かりの存在です。太陽光で充電できるLEDソーラーライトは最大で連続50時間の点灯が可能。悪天候でもUSBで充電でき、電池切れの不安を解消してくれます。現代人の必須アイテム、スマートフォンの充電ができるのも心強いところ。照明と連絡手段が確保できれば一安心です。

使い勝手のよさにも注目です。完全防水なので、アウトドア、ベランダや玄関、停電時のお風呂など、屋内外で使用ができます。調節可能な持ち手により、置く・吊るす・持ち運ぶ、の異なる使い方も実現。使用しないときは空気を抜けばぺたんこになり、収納場所もとりません。広い用途で使え、あると頼りになるアイテムです。

QUON/キューティーハンドリフレッシュナー 50ml

植物由来100％でできた、やさしいハンドミスト

災害時は水で手洗いができないことがあるため、水なしで使えるアイテムを備えておきましょう。手荒れが気になる方は、100％植物由来のハンドミストがおすすめです。大和茶葉の蒸留水や、さとうきび由来のアルコールが使われた、手にやさしい作り。整肌・保湿成分も配合され、潤いを与えながら手指を清潔に保ちます。

ユーカリ葉油、ラベンダー油を中心に複数の精油をブレンドした香りは、穏やかながら清涼感があります。使用時にふわっと漂う爽やかな香りに、ほっと一息。さりげなく香るので、周囲を不快にさせる心配もありません。慌ただしい毎日の中で、また不安を感じやすい災害時に、気持ちを落ち着かせてくれるやさしい商品です。

ソラデー/ソラデーリズム2 スタートセット スノーホワイト 極細レギュラーふつう

水だけで歯垢を除去する電動歯ブラシ

衛生用品で忘れてはいけないのが、歯ブラシです。ケアを怠ると、虫歯だけでなく感染症を引き起こすことも。充実していない環境での歯磨きに役立つのが、水だけのブラッシングで歯垢を除去する電動歯ブラシです。電池式なので面倒な充電は不要。持ち運びがしやすく、オフィスや旅行先、避難所などで手軽に使用ができます。

ソーラーパネルと酸化チタンから発生する電子と、音波振動の両方の作用で、歯みがき粉がなくてもつるつるに磨き上げます。歯垢を効率的に落として虫歯菌の付着を抑制するので、つるつる状態も長持ち。手動の歯磨きが苦手な方、効率よく歯磨きをしたい人におすすめです。

Platz/洗えるマスクカバー ホワイト

不織布マスクが快適に使えるマスクカバー

マスクが手放せなくなった今、防災グッズにもマスクが必須となりました。手軽に使える不織布マスクですが、素材のごわつきによる肌荒れが気になる方も多いようです。肌にやさしく使いたいなら、マスクカバーに入れてみてください。綿100％の素材により肌あたりがやわらかくなり、摩擦による刺激を軽減します。

不織布マスクは布マスクと比べると通気性がよくないため、蒸れや熱のこもりを感じやすいのが短所です。特に汗ばむ季節は、息苦しさやマスク内のベタつきが気になることも。通気性と吸水性のあるマスクカバーを通せば、口回りの快適度がぐんと向上します。コロナ対策と災害対策の両方で活躍するアイテムです。

NIZYU KANO/ポケッタブル 3way リュック ブラック

普段のエコバッグにも使える、軽量リュック

普段使いに便利なリュックは、非常時のサブバッグとしてもおすすめです。約200gと軽量で、折りたたむとコンパクト。収納も持ち運びもらくらくな上、撥水加工を施しているので雨の日でも安心です。普段のエコバッグとしても優秀ですが、災害時の配給の受け取りやちょっとした移動など、被災生活のサポートにも役立ちます。

マットな質感で落ち着きがある生地感です。ナイロン製のバッグにありがちなスポーティーさがなく、大人の装いに合わせやすい雰囲気。デザインはシンプルで、合わせる服を選びません。服装やシーン、荷物に合わせてリュック、ショルダー、手持ちの3wayに変化できるのも賢いところ。毎日でも使いやすいバッグです。

自粛期間で防災アイテムの見直しを

被災時は何かと不自由が多いもの。防災アイテムは備えただけで満足しがちですが、使い勝手にも注目したいですね。普段使いができるものなら、いざというときでも戸惑わず、わざわざ防災用を揃える手間も省けますよ。自粛期間は防災の見直しをする絶好の機会です。自分や家族を守るためにも、実行してみてくださいね。

文・構成／江田紗華

スタイルストア 編集室

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