こちらの「キー付きミニ財布」は以前から革小物ブランドsafujiから発売され人気になっていたもの。safuji主宰の沢藤さんは自らを「革の発明家」と位置づけ、ミシンと手縫いを巧みに組み合わせるからこそできるこれまでに無かった形や機能を追求しています。手縫いだけにこだわる作家さんとも、ミシンで量産を前提としたブランドとも一線を画します。
そして、そのひとつの発明品を改良したものが今回の商品。改良バージョンに名前を冠する納富氏とは、MONOマガジンや日経トレンディネットに執筆、All Aboutでは男のこだわりグッズのガイドをつとめるなど、言わばMONO系の第一人者とも言えるライターさんです。
これまでも数々の財布を見てきた納富氏をして「もし財布史なるものがあれば、これは間違いなくそこに載るだろう逸品」と言わしめた、safujiの「キー付きミニ財布」。
しかしながら、小ささを追求した故にそこには若干の使いづらさがありました。この財布を実際に愛用していた納富氏が沢藤氏にそうした課題と要望を出し、お互いにアイディアを交換して、更に使いやすくしたものが今回の商品です。具体的には、カードを取り出すのに全体を巻くベルトをいちいち外さなければならなかったものを改良し、カードだけ独立して取り出せるようにしたり、内装の革をお札の滑りが良いものに変えたりといった工夫が詰め込まれました。
こうして仕上がった「キー付きミニ財布納富バージョン」は筆者も実物を見ましたが、とても優れたものです。手のひらにすっぽり収まってしまうそのサイズ感とシルエットもかわいらしく、財布を出す度に「え?それ財布なの?」と驚かれることうけあいです。その一方で財布として必要な機能は全て有しています。
ひとつ難点があるとするとカードの収納が4枚程度となること。もともとメインは長財布で、サブ的に使う財布として企画されたものでしたので、サブ的に使う方であればまず問題無いでしょう。一方で、せっかくだから小さい財布に全てシフトしてしまいたいという人もいるかもしれません。
私は以前に一度カードがあまりに増えすぎて思い切って断捨離を行い、それ以来あまりカードを持たないようにしているので大きな問題はありませんが、カードの多い方はカードケースを別に持つことで解決すると思います。今回の先行販売では、財布と同じ革を使ったカードケースとのセットや長財布とのセットも特別にご用意しました。
さらに、ここだけの限定色や、色オーダー、またパーツ毎に色を変える等、通常の販売では買えないカラーや組み合わせが選べます。おススメは明るい気持ちになるターコイズ、サーモンピンクあたり。さらにこれらを組み合わせることができるというのもちょっと他では無い楽しみですよね。
ちょうど新しい年。財布を変えて新たな気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。先着20点までは1月中に発送いたします。
また、この商品はスタイルストアではなく「TSUKURITTE LAB PROJECT」という、新しく立ち上がった姉妹サイトでの先行販売になります。クラウドファンディングってご存知でしょうか?「まだリリースされていないものに対して、プロジェクト自身に関心をもつ人たちに支援してもらう」というサービスでして、支援いただけるコースによってさまざまなリターンがあります。詳細は下記よりご覧くださいませ。