みんなの「買ってよかったもの」

生活環境の変化を支えてくれた三種の神器[買ってよかったもの2020 バイヤー畠田編]

2020年11月25日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

みなさま、今年どんな1年を過ごされましたか?世間的にも大きな環境の変化がありましたが、わたしの今年の一番大きな出来事は、夫婦2人で東京から北海道の田舎町への引っ越しをしたことです(毎日、リモートで勤務しています)。

オフィスへの通勤から在宅勤務になり、自炊の回数が増え、移動の手段も電車から車に。ライフスタイルも住環境もがらっと変わって、それに合わせて購入したもの、見直したものがいろいろとありました。

当たり前なのですが、環境が変わると、必要なものや物選びの優先順位も変わるんだなあと改めて実感したこの1年。「私と暮らしをアップデート」が当店のコンセプトですが、今年、わたしの暮らしをアップデートしてくれた3つの商品をご紹介します。

水切りかご迷子に終止符?コンパクトなディッシュドレイナー

食洗器のない我が家は、「洗った後の食器をどうするか問題」にずっと悩まされています。東京で暮らし始めた頃は、大きな水切りかごを長らく使っていましたが、思い立って撤去してみたところ広くなった調理スペースに感動。そのまま「洗った食器はクロスの上で乾かす」スタイルを続けていました。

すっきりとして心地よかったのですが、食器を重ねにくい、長時間クロスが濡れっぱなしだと衛生的に気になる、と100点満点ではなく、とはいえ水切りかごを再度置くのも……と、長らくそのスタイルを続けていました。

今の家に引っ越して、調理スペースはそんなに広くないものの、シンクが少し広くなりました。そこで、もう一度水切りかごを置いてみてもいいかも、と思って導入したのがUtaUの「ディッシュドレイナー」です。

底面に「たてよこウェーブ」があって、食器を立てやすいのがポイント

久々に水切りかごを使った感想は、やっぱりすごく便利。クロスに伏せて乾かすのとは違って立てて置くことができるから、食器の乾きが2倍くらい早い気がします。結果、洗い物→乾かす→食器棚に戻すの「乾かす」時間が短縮されて、早くキッチンをすっきり片づけられるようになりました。

設置しているシンク右側のスペースはデッドスペースなので、調理場所もしっかり確保できます。

最初は、掃除が面倒そうかも、キッチンがごちゃついて見えるかも、と思っていましたが、掃除は水受けの汚れが気になったら食器と一緒に洗う程度ですし(しかもフラットで洗いやすい)、水切りかごの両サイドに側板が付いているので、ごちゃっと見える感じもしません。

2人暮らしで、夕食に使った食器や細々とした調理小物がちょうどおさまるくらい。鍋などの大きな調理器具は入らないので、別途洗ったらすぐに拭きますが、全く苦になりません。

今のわたしの「洗った後の食器をどうするか問題」のベストな解決方法は、このディッシュドレイナーを使うことだなと思います。

菜箸を使うことがうんと減った、つまめるトング

在宅勤務になってから、毎日昼食を準備するようになりました。そうめん、パスタ、うどんと手軽に作れる麺類に頼る日が多い中、すごく活躍していてるのが、Three Snowの「ピタッと!つまめるトング」です。

「豆腐がつかめる」くらい優しい力でつかめて、「豆がつかめる」くらい細かい作業がしやすいこのトング。茹でた麺を引き上げて、具材を炒めて、器に盛りつけるまで、これひとつで行えるので、菜箸を手にとる機会がうんと減りました。

麺類以外にも、「食材をひっくり返す」というシーンがある時は必ずこのトングを手にとってしまいます。たとえば、お肉の片面を焼いてからもう片面を焼く時。面でつかむことができるので、菜箸よりもかえしやすいんですよね。ハンバーグも小さめのものならこれではさんで返してしまうので、ターナーを使う機会も減りました。

これは本当に使ってみてほしい、と心から思える一品。価格もお手頃なので、送料があとちょっと足りない…!という時にぜひ買い物かごに入れていただきたいです。

毎日の仕事を快適にしてくれた、デスクマット

最後のひとつは、毎日わたしが仕事をしている机に敷いてある、MIWAXの「The Desk Mat」です。在宅勤務になってから、自宅の机をマウスの傷から守るために使い始めました。

これはちょっと感覚的な話になるのですが、わたしはこの「薄さ」がとても気に入っています。「物を敷いている」という感覚があまりなく、机と一体化している感じなんですよね(つかい手の声でも同じようなお声をいただいていて、握手をしたい気持ちです)。

厚みがあるマウスパッドやデスクマットだと、マウスを握っている時に手のひらから手首にかけてその段差を感じますが、これはそれがあまりなく、ストレスフリーに使えます。

これはあまり多くない使い方かもしれませんが、商品の撮影背景としてもお世話になりました。ちょっとした小物であれば、この上で撮影するとかっこよく見えるので、フリマアプリ出品時に活用することもあります。

もちろん、ゆったり使える横長のサイズや、色、質感もお気に入り。デスクに座る度に「やっぱりいいなあ」と思います。同じような質感、サイズのものをレザーで探すと、ちょっとデスクマットにその金額は出せない……と思うものばかりなのですが、お手頃価格である点も素晴らしいなと思います。

以上が、わたしが今年買って良かったもの3選でした。こうやって振り返ってみると、本当に毎日お世話になっている道具ばかりで、もうこれらがない生活には戻れないほど。来年も、みなさまの暮らしを豊かにするものご紹介できるように、たくさんの良いものに出会いたいなと思います。

次回はバイヤー中井の買ってよかったものをご紹介します。お楽しみに。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。