バイヤーからのお便り

華奢に見える工夫が詰まった、涼しく着られるトップス

2020年07月17日更新

バイヤーの中井です。今の時期は暑かったり雨による湿気が多いので、風通しが良くて肌に張りつかない生地が使われている、「Kilka(キルカ)」の2WAYブラウスを重宝しています。

このブラウスをつい着てしまう一番大きな理由は、女性の体が華奢に見える工夫が要所にあって、ゆったりとしつつも着やせして見えるところ。そして、片面がカットソー生地で着心地が楽ちんでありながら、袖が華やかな分、アクセサリーなしでもきちんとして見えるので、ビデオ商談の時も大活躍しています。

華奢に見えるポイント①袖まわりの工夫

キャメル(カットソー面を前に着たところ)

上の画像のように、この2WAYブラウスは、一般的なトップスに比べると身頃と袖の切り替えがぐっと内側に入っています(ラグラン風)。このデザインによって、視覚的に肩幅が狭く華奢に見えるという訳ですね。

キャメル(布帛面を前に着たところ)

また、肩にゴムが入っているのですが、服がずれたりインナーが見えてしまうのを予防してくれるという機能面以外にも、ギャザーが入ることで袖にきれいな落ち感が出て、肩から腕まわりのラインがすっきり見えるという効果もあります。

ちなみにギャザーが入っていて生地の分量が多い分、全く締め付け感がないので、例えば肩まわりの骨格ががっしりしていたり、最近お肉が気になって・・・という方も安心して着ていただけます。

華奢に見えるポイント②鎖骨がきれいに見えるネックライン

ホワイト

着やせして見える重要なポイントのひとつが、女性の体の中の「細くて華奢な部分」がなるべく目立つようにしてあげること。例えば、手首や足首、そして鎖骨です。

襟ぐりが詰まっていると太って見えてしまうので、このブラウスの場合は、鎖骨がきれいに見えて、かつインナーが見えにくいネックラインにデザインしています。

襟ぐりが開きすぎないようにしました

両肩にゴムが入っているおかげでぴたっと固定されるため、屈んでも胸元ががばっと開いてしまう心配がありません。

ゴム繋がりの余談ではありますが、こんな風にびょーんと伸びるので、着脱する時も楽ちん。真夏に汗をかいた後でも、ファンデーションが付きにくいですよ。

華奢に見えるポイント③肘まで隠れる袖丈

ネイビー(カットソー面を前に着たところ)

袖丈は肘まで隠れるくらいあるので、気になる二の腕をすっぽりカバーでき、体の中でもほっそりしている肘下だけが出るようにデザインしています。

また、体のケアをしていても年齢が出るのが、実は肘まわり。こちらはちょうど肘まで覆ってくれます。

ちなみに、肘まで隠れるくらいの丈だとさすがに夏は暑くないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご安心ください。このブラウスは袖に透け感のある生地を使っているので、通気性は抜群。お肌にも張りつかない質感なので、湿気がある日も快適で、汗をかいてもさらっと着ていただけます。

片面はカットソー生地で楽ちんなのに、きれいめに見える

ブラック

このブラウスは、片面がカットソー生地、もう片面は布帛生地で、カジュアルにもきれいめにも見えるという点も良いところです。

また、カットソー生地は伸縮性がある分、着心地も楽ちん。さらに、このカットソー生地の中でもきれいめなものを選んでおり、袖に光沢感がある分きちんと感もあるので、アクセサリーなしでも華やかに見えますよ。

ネイビー

機能面はもちろん、女性の体の、細くて華奢な部分が出るように工夫し、着やせして見えることにこだわって作った一着。身幅はゆっためで、9-11号サイズですが、実際は13号くらいの方まで着ていただけます。ぜひこの機会にご覧ください。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。