バイヤーからのお便り

雪の結晶のようなアクセサリー

2019年12月12日更新

スワロフスキー社の上質なクリスタルガラスを使ったアクセサリーブランド、MAKI NUMOTO(マキヌモト)より、1年ぶりの新作が届きました。昨年に引き続き、冬に仲間入りするアクセサリーは、まるで雪の結晶のよう。キラキラと光を放つ美しいアクセサリーです。

身につける人をリアルに想像して生まれるデザイン

私がこのブランドを素敵だなと思うポイントは、「身につける人をリアルに想像しながらデザインを考える」というところです。決してつかい手を置き去りにしないデザイナーが、当店のお客様にと考えたのが、このネックレスとブローチ。そしてピアスとイヤリングです。

ささやかに主張するネックレス

 

中でも華美になりすぎず、でもささやかに主張するという表現がしっくりくるのが、このネックレスです。
スワロフスキー社のクリスタルガラスは上質で、安価なものと比べると、パーツ一粒が放つ輝きが全く違います。その分、ゴージャスになりがちなところを、パーツの型、カラーの組み合わせなどで、ぐっとシックに仕上げているんです。

チェーンの長さは60cmと長めなので、金具を外さずとも付けられるのがいいですね。

シックな服に映える花火シリーズ

続いてご紹介するのは、「花火」と名付けられたシリーズです。スワロフスキーが花開くように配置されたこのモチーフは花火と名付けられていますが、そのキラキラした感じは雪の結晶のよう。ブローチとピアス、そしてイヤリングを作ってもらいました。

ブローチは、いつもの服を少しだけ特別なものに仕上げるためのテクニックとして使えるアイテム。お手持ちの服に合わせやすいよう、シルバーとゴールドの2色ご用意しました。

単品の他に、少しだけお得なセットがあります。

ピアスとイヤリングも、ブローチ同様にゴールドとシルバーがあります。


花火シリーズで、特筆すべきはその形。七色に輝くクリスタルパーツが、どれも重ならないように立体的に配置されているからこそ、身につけた時の輝きにも奥行きが出るんです。

最後に、もう一つ。私がこのブランドをみなさんにご紹介したい理由が、アクセサリーの裏側にあります。
クリスタルをたくさん使うという事は、その石の分だけ重くなるし、石を留める爪の数だけ、引っ掛かりが多くなるという事。でも、よせものという特殊な技法を使って、裏側を滑らかにし、引っ掛かりを少なくしています。

「身につける人をリアルに想像しながらデザインを考える」という徹底したスタンスに、このブランドのプライドを感じます。
冬にラインナップに加わった、雪の結晶のような新作アクセサリーは、自分用に、また大切な人に送りたくなる、そんな一品です。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。