バイヤーからのお便り

軽くて映える、アレンジ自在の金銀糸アクセサリー

2019年11月02日更新

昨年からお取り扱いが始まった金銀糸アクセサリーブランドwanoiro(ワノイロ)から、新作が届きました。昨年春にお取り扱いが始まって以来の待望の新作は、伝統的な技術とモダンなデザインはそのままに、組み合わせによって表情を変えるという要素が加わったアクセサリーです。

さりげないレースのようなデザイン

wanoiroのアクセサリーは、明治30年から続く京都の金銀糸加工に携わる職人さんたちが、手作業で作っている糸を使っています。糸モチーフと聞くとチープに見えないか不安になるところですが、こちらは、箔から放たれる上品な光沢もあって、ちゃんと大人の女性が身に着けられる雰囲気に仕上がっています。

新作は、その糸を繊細に編み込んだデザインで、少しレースのような雰囲気が漂うのが、いいなと思ったポイント。シンプルな服を引き立ててくれる大ぶりのデザインなのに、どこかさりげないので、普段使いができそうです。

見栄えがするけど、軽いというのも金銀糸アクセサリーの魅力の一つ。ネックレスはわずか10g、ブレスレットは4g。「大ぶりなアクセサリーは重い」というこれまでの認識が無くなります。

組み合わせで表情が変わります

新作として仲間入りするのは、金銀糸のネックレスとブレスレット、そして淡水パールのネックレスです。

それぞれ単品としても十分に素敵なんですが、こちらは各アイテムを繋げて、ロングネックレスとしても使えるんです。

組み合わせ1、銀糸ブレスレット+淡水パールのネックレス

例えばこちらは、銀糸のブレスレットと淡水パールを繋げたもの。55cmほどの長さのネックレスになります。

バランスのとりやすい長さと、アクセサリー上級者が身につけるような異素材のミックスが、この組み合わせのポイントです。

組み合わせ2、銀糸のネックレス+淡水パールのネックレス

こちらは銀糸のネックレスと淡水パールを繋げたもの。85cm位の長さのロングネックは、存在感も抜群。セミフォーマルな場にもつけていく事の出来るデザインです。

単品使いのネックレスとは、全く印象が違うので、同じネックレスをアレンジして使いまわしている感が無いのがポイントです。

金銀糸ネックレス2種類、ブレスット2種類、淡水パールネックレス2種類をどう組み合わせるかは、自分次第。それぞれのアイテムを繋ぐのが、この球状のマグネットパーツです。

凸と凹のパーツ同士を繋げるのですが、見た目が自然で、2way仕様にする為の「いかにもな金具」じゃないところも、きちんと考えられているなと感じます。

自分でつける際にかなり手間取るブレスレットも、このマグネットパーツならば、簡単につけられますよ。

伝統的な技術とモダンなデザインが上手にミックスされた新作は、軽くて映えて、自分の好きな長さと組み合わせが実現する「ありそうでない」一品。かなり手が込んだものですが、金銀糸のアクセサリーを、より多くの方に身につけて欲しいという思いから、生産量やパーツ使いを工夫し続けて、この価格が実現しています。つくり手のこの思いが、少しでも皆さんに届けばいいなと思います。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。