バイヤーからのお便り
ガンガン洗えてすぐ乾く、真夏のスタメン服
連日の猛暑日、皆さま夏バテせず過ごせていますでしょうか?
全国のつくり手とお取引をしている当店、各地の天気予報に目を走らせますが、札幌や名古屋、美濃など連日驚く暑さです。
自分自身も通勤や外出のたび、むぉーっとした暑さに、身体中べったりと汗をかいてぐったり。冷房の効いた室内とのギャップで、想像以上にカラダは疲れていますよね。
そんな、元気を吸い取られがちな猛暑日をどう凌ぐか?私は数年前から、着るもので元気の度合いが結構変わることに気づきました。
今日は私の実体験を交えて、猛暑に着るべきスタメン服について、ご紹介したいと思います。
猛暑日はとにかく省エネモードで過ごすべし
服装云々の前に大事なこと
最高気温が35度以上の日=猛暑日は、そもそも普通に生きているだけで疲れる日です。
それは、身体が体温調整をしようと、+αの活動をするから(血管を広げてより血流を促したり、汗をかいて身体の熱を逃がそうとする)。
外気が体温に近いほど高い日は、生きているだけで精いっぱいといっても過言ではないんですよね。
なので、それだけ身体が酷使されていることを認識して、暴飲暴食を控える、質のいい睡眠をとるなど、身体を労わることを心がけたいものです。
真夏のスタメン服の条件
次に真夏の「衣」について。私が最近辿りついた、猛暑日を快適に過ごす服の必須条件は
1、洗濯機でネットなしでも洗える
2、汗拭きシートでふきふきしやすい
3、通気性がいい
気温が35度を超えてきたら、大事なのはこの3つだなと。
逆に、綿100%だろうが、速乾冷感生地だろうが、この3つが満たされていないと、結局ストレスが溜まって、着る頻度が減ってしまいます。
やっぱりギンガムシリーズは最強
そうなったときに、やっぱりstandのギンガムシリーズは、猛暑日に最強だなと改めて思ったのです。
在庫わずかですが、コットンラミーも優秀です。
ただこれには一部「透けるのが気になる」との声を頂いていて、確かに人によっては抵抗感のある透け具合かと思います。
となるとますます、チェック柄のお陰で透け感が気にならないギンガムシリーズは最強だなと思うわけです。
この生地には1%だけポリウレタンが入っており、その伸縮性を利用して表面の凹凸感を出しています。
このポコポコ感が、一枚でも透けにくい、肌に「点」で接してベタつかない、シワを作らないといったメリットに繋がっているんですね。
もちろん手洗い、ネット使用の方が長持ちすると思いますが、躊躇なく洗濯機に放り込んで洗える服が、真夏にはありがたいというもの。
ギンガムシリーズは、洗濯機で洗えて汚れが落ちやすく、夜間の部屋干しでも乾く速乾性が自慢(パンツだけは生地分量が多いので、晴れた夜なら外干しが安心です)。
洗濯機でガンガン洗っても、劣化が目立ちにくく、型崩れしにくいデザインであることもいいところです。
というわけで、猛暑日が続く今の時期におすすめのギンガムシリーズ。ギンガムデビューのお客さまなら、まずはフレア袖かノースリーブトップスがおすすめです。
女らしく履けるギャザーパンツや、夏のお嬢さん風のワンピースも、実際に着て頂くと、この生地だからこその快適さを実感頂けることと思います。
お客さまのリクエストでアイテムが増えていったギンガムシリーズですが、皆さんから新たなリクエストがあったら、次の企画として活かしていきたいと思っています。「こんな服がほしい」などありましたら、ぜひshop@enfactory.co.jpまでご連絡くださいね。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。