バイヤーからのお便り

鏡餅、揃いました

2017年11月10日更新

ハロウィンが終わり、街は
クリスマスの準備を始めたばかりですが、
当店には鏡餅の入荷が始まって、
もう
気分が迎春モードになってきます。

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今年当店の鏡餅ラインナップに
加わったニューフェイスは、
木彫刻家の鈴木美央さんが作る鏡餅
ひのきでつくられていて、
飾ってしばらくは、ふわっと
良い香りが漂います。

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何より惹かれるのは、この
ふんわり、もっちり、すべすべとした
本物の
お餅のような質感。
何種類ものノミを使って
一点一点丁寧に彫られており、
手仕事のあたたかさを感じます。

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日本画などに用いられる胡粉(ごふん)で、みかんのヘタまで丁寧に色付けがされています。

実はこの鏡餅、接着剤を一切使わず、
三宝(鏡餅を乗せている台)から
みかんまで、ひとつの木の塊から
彫りだした、一木造りです。

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黒い敷き台付きなので、出してすぐに飾れます。

細部の仕上げにはとても高度な技術が
必要ですが、それが可能なのは
つくり手である鈴木さんが
仏像や欄間(らんま)彫刻など、
伝統工芸の手法を用いる、細やかな
仕事を得意としているからこそ。

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鈴木さんの確かな技術力と、
やわらかな感性が生かされた一品。
今年イチ押しの鏡餅です。

毎年人気の鏡餅も揃ってます

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二つ目は、バスマット
お馴染みの
「soil」の鏡餅
秋田で採れる珪藻土をつかって、
金沢で作られています。

ちなみに金沢では、鏡餅を家の
全部屋に飾るのだそうです。
我が家は床の間だけでしたが、
これはエリアによって結構差がある
みたいで、おもしろいですね。

それともう一つ。こちらも毎年大人気、
ガラス作家松野栄治さんの鏡餅

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つやつやとした質感で、透明感の
あるミカンがなんだかおいしそう!
手のひらにちょこんとのるサイズの
ささやかな鏡餅ですが、

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写真の黒い台と赤の布が同梱
されていますので、すぐに飾れて、
空間を迎春ムードに彩ってくれます。

福井県の鈴木さんの一木造
石川県のsoil

千葉の松野さんのガラス、と
スタイルストアらしいラインナップで
どの鏡餅も甲乙つけがたい!

まだお正月の気分には・・・という方も
いらっしゃるかと思いますが
どれも数量限定でのご用意なので、
気になるものがあればお早目にどうぞ。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。