バイヤーからのお便り
「LINDEN BOX」を楽に短時間で組み立てるコツとは?
狭い家でもすっきり快適に暮らそうと思い、
置き場所を決めてそこにポイポイと
片付ける生活を始めて早10ヶ月ほど。
(その様子のコラムはこちら>>)
私の場合、MOHEIMのLINDEN BOXを
愛用していまして、当時は
「モノの居場所を作っておいたら
出しっぱなしにすることが減って、
ストレスからちょっと開放された」
とご紹介していました。
自分自身でしばらく実験(?)してみて
ですが、ものの居場所を作っておくと
以前より格段に散らかりにくくなりました。
面倒くさがりなわたしでも、意外と
続けられるものだなぁと実感しています。
30個くらい組み立ててわかったコツ、伝授します!
さて、そんなLINDEN BOX。
つかい手のみなさまからも、
「素敵です」という声や、
「大きさ違いで購入しました」
「色違いで揃えたいです」
とご好評をいただいています。
と同時に、
「組み立てが大変」
という声を複数いただきました。
確かに!私も最初の方は時間が
かかっていた記憶があります。
ただ、30個くらい組み立てる中で、
コツを掴んでからは早かった!
家族には「組み立て職人」とおだてられ、
まんまと気を良くして最後の方は
5分くらいで完成させておりました。
そこで今回、少しでもみなさまが
ストレスなく組み立ていただけるように、
楽に短時間で組み立てることができる
ちょっとしたコツをお伝えしたいと
思います!
10分かからず、楽に組み立てるコツ
特別なテクニックはいらないのですが、
ちょっとしたことに注意してみたら、
スムーズに組み立てることができました。
まずはBOXを開けてみましょう。
今回組み立てるのはL グレー。
どのサイズも同じ組み立て方です。
プラスのドライバーだけご用意ください。
真鍮のネジは13本入り。
12本を使用します(1本は予備)。
組み立てスタート!
基本的に、説明書の流れに添って
組み立てていきます。
まずは「コの字型」を作る
側面に穴が空いているので、
その穴全てにネジを差し込みます。
(Lの場合、穴は6箇所)
手でグリグリと入れて、ネジの先端が
ちょっと突き出るくらい。
持ち手がある方の板の側面
(画像の左側)には穴が開いているので、
くっつけます。
この時、3つの穴同時に入れるのではなく、
一番下をきちっと入れてから上を入れると
自然と真ん中も入って楽に固定できますよ。
ここで注意した方が良いのは、
「溝は下に!」。
(私は何回か逆にして固定しかけるという
失敗をしました・・・。)
ドライバーを使う前に、ある程度手で
入れておくと、固定されるので
後でネジを締めやすく、真っ直ぐ
入りやすいと思います。
ドライバーで締める回数も減るので、
ネジも潰れにくいですよ。
ドライバーとネジ穴は、できるだけ
ぴたっと合わせて締めます。
真鍮ネジがやわらかいので、
ここが噛み合ってないと
ネジ頭が潰れやすくなります。
また、ネジは上→下→真ん中の順番で
少しずつ締めていくと、ズレにくく、
キレイな仕上がりになりますよ。
底面を入れるタイミングと、ネジを締めるタイミング
逆側の板も同様にネジを締めて
コの字型を作ったら、底面を入れます。
底面は、ネジを完全に締める前に
入れるのがおすすめ。
ネジを締め切ってしまうと、コの字型が
歪んでいた時に底面が入りくい場合が
あるのです。
最後の板も同様に。
途中までは真上から締めると真っ直ぐ
ネジが入っていきやすいです。
最後締め上げる時は、真上からではなく
横からの方が締めやすいです。
ネジをグイグイと締め進め、ピタっと
パーツが組み合わさった時のあの感触。
クセになるほどおもしろいです。
完成しました!
今回は撮影しながらでしたので
10分ほどで出来上がりました。
(底面は少しだけカタカタと
遊びがある場合が多いです)
ちなみに、つかい手のみなさまから、
組み立て後の状態での販売ご要望も
いただきました。
MOHEIMさんに伺ってみたところ、
お声への感謝と、現状組み立て後の場合、
お客さまのお手元に届く販売価格が
高くなってしまうため、今のところは
組み立て前の状態のみの販売になる
とのことでした。
女性が1人で組み立てる時は、
例えばBOXの面を回転させながら
ネジを留めやすい位置で締めたり、
少しずつネジを締めていったりすると、
少ない力でストレスなく、しかも早く
組み立てることができるように思います。
「組み立て、面倒くさそうだな」
「もう持っているけれど、また組み立て
するのはちょっと厳しいな」と
思っている方、もしいらっしゃいましたら
少しでも役立てていただけると嬉しいです!
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。