バイヤーからのお便り
あたたかみのある、年中使いたくなるガラスボウル
おはようございます。中井です。
先週は、秋らしい季節になったなー
と思ったら暑かったり、夏に逆戻り
したような日が続きましたね。
さて、今日は「fresco(フレスコ)」の
ボウルが新登場しました!
このボウルは、当店でも人気が高い
solito (ソリト) グラスと同じシリーズ。
私はもともとグラスを愛用して
いまして、ボウルくらいの器が
あったら良いなーと思っていたので、
ボウルを作られると聞いた瞬間、
心の中で小躍りしてしまいました!
季節を問わず活躍する、普段使いのための器
圧倒的に美しいグラデーション
solitoは、イタリア語で「いつもの」
という意味。
frescoが初めて展開した型吹きグラス
のシリーズで、普段使いしやすいよう
丈夫で美しく、重ねて収納できるよう
に作られています。
うー、このグラデーションの美しさ、
本当にうっとり。
ガラスでありながらあたたかさと
奥行きのある佇まいで、季節を問わず
食卓で活躍してくれます。
光を通した時の陰影も格別に素敵!
果物やヨーグルト、煮物にも合う懐の深さ
朝食の時、果物やヨーグルト、
グラノーラ用にはもちろん、
サラダや野菜の一夜漬けとか
洋食だけではなくて、煮物などの
和食も受け止めてくれる。
懐が深いです。
直径約12.5cm、深さ6.5cmと、
どんな料理にも合う、
ちょうど良いサイズも魅力です。
灼熱の工房の中で、職人が丁寧に作っています
1年を通して使える、ハンドメイドガラスを
frescoは、ガラス作家・辻野剛さんが
2005年に設立し、20年以上の
ガラス工芸技術の実績を礎に
立ち上がったブランド。
夏だけではなく、年中使える
ガラスのアイテムを、
1つずつ職人がハンドメイドで
丁寧に作り上げています。
大阪南部の和泉中央駅からバスで
揺られること30分。
みかん畑に囲まれた道を15分ほど
歩き進むと見えてくる水色の建物が
frescoのアトリエです。
以前取材させていただいた時の
ことはこちらからぜひご覧ください!
職人の浜田さんにお話を伺ったところ
新作のボウルはグラスよりもサイズが
大きいため、その分ガラスの量が
多くて重いそう。
熱したガラスが冷めないうちに
流れるように手早く作るには
とても高い技術が必要だそうです。
こんな風に、色ガラスのパウダーを
着けて着色しています。
これは型に吹き込んでいるところ。
底には厚みを、縁は薄くなるように
作られています。
これはグラス。この後、上の部分を
バーナーの熱で取り除き、
口が滑らかになるように研磨して
仕上げます。
使いこまれた道具たち。
ただでさえ暑い真夏、
火を使っているので
アトリエ内は灼熱です。
(巨大な扇風機が何台も!)
光から生まれる陰影が美しく
普段使いしやすいfrescoのアイテム。
ぜひ毎日の食卓の中で愛でて
いただけたら嬉しいです。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。