インタビュー&ゲストコラム
清原さんの旅手帖-ドイツ編 第三楽章 目線を変えて街を見る、運河のクルーズ
海外で一番楽しいのは「街歩き」です。
ただ、街を歩くと時間もかかりますし、
疲れてしまい効率が悪いことも多いですね。
なので、公共交通機関はフル活用します。
列車、バス、地下鉄など組み合わせ、
行ける範囲までどんどん行きます。
特にバスは楽しいですね。
町並みをゆっくり眺めながら、
乗っている人は近隣の人なので、
分からない言葉での会話をBGMに流れゆく
車窓からの風景を楽しみます。
降りるところはあまり決めません。
どこかの駅に降りれば、なんとか乗り継いで
必ず帰れますから。
もっとおすすめなのは「クルーズ」です。
バスで見た街もまた目線を変えて
水上から見るとまた違うものです。
今まで、ロンドン、パリでも運河の
クルーズを体験し、また、台湾でも
水上バスから景色を楽しみました。
日本でも、観光した場所に遊覧船などが
あれば迷わず乗ります。
べたな観光客でしょうか?
家の雰囲気、歩いている人、お店の並び方、
ぼんやり眺めているだけで楽しいです。
また、クルーズではビールを飲んだり
することもできるので風を感じながら
ビール片手に分からない言葉を
浴びるのもとても心地いい時間です。
ベルリンでは、到着した日に
シュプレー河クルーズで中心地を周り、
ドレスデンという古城の街で
エルベ河クルーズを楽しみました。
古城の街を運河から眺めるって、
最高に贅沢です。
運河のクルーズはヨーロッパでは
特に格別だと思います。景観が本当に
美しく、その土地その土地の歴史も
きちんと感じられるので。
冬は寒いですが…気候のいい時は
どんどん外の風を浴びたいですね。
ヨーロッパの夏は本当に最高ですから。
清原さんの旅手帖-ドイツ編
第一楽章:ベルリンフィルで世界一の音に触れる
第二楽章:手仕事をたずねて、おもちゃの村ザイフェンへ
第三楽章:目線を変えて街を見る、運河のクルーズ
第四楽章:とにかく、任せることが有意義な旅の近道
アンコール:私が旅に出る理由