冬のファッションの中でも、巻物は必需品。
そんな中でも、今年の冬のバイヤー一押し
アイテムが「スヌード」。

スヌードとは、マフラーの両端を
縫い合わせたような輪っか状の巻物です。
イチオシの理由は「簡単」だということ。
無造作にくるくると巻いただけで、鏡を見て
何度も形を整えたあとのような仕上がりなんです。

そこで本日は、素材も輪っかの大きさも様々な
スヌードを「デザイン」、「素材」、「価格」の3つの
要素で比較してみました。

エントリーしたのは、以下の4ブランドです。
・TRICOTE/幾何学ライトスヌード（右）
・mino/baby alpaca & wool tsutsu(中右）
・suelo/ニットスヌード（中左）
・今城メリヤス/スヌード（左）

ファッション性の高いTRICOTE

独特の柄と色合わせが特徴です

デザイン・・・★★★
素材・・・★★
価格・・・★

まず最初にご紹介するのは、TRICOTE
（トリコテ）のもの。
トリコテのアイテムは、靴下、バッグ等
どれも独特の模様と色合わせが特徴ですが、
それはスヌードでも健在です。

まるやジグザグなどの幾何学模様を
ちりばめた柄なのですが、色の
組み合わせがとにかく大人っぽい！
ここにブランドのセンスをひしひしと
感じるのでデザインは★★★。

幾何学模様の凸凹を実現するために
選び抜かれた素材はアクリル71%、
ナイロン17%、ウール12%。
暖かさの追求ではなく、あくまでも
デザインに重きを置いた一品なので、
素材は★★。
価格は12000円とデザインものの巻き物
にしては比較的買いやすい価格ですが、
他ブランドと比較し★としました。

シンプルなコーディネートのスパイスとして、
巻き物を使いたい方にはTRICOTEの
スヌードがオススメです。

ポンチョブランドが手掛けるtsutsu

鮮やかな色が揃っています

デザイン・・・★★
素材・・・★★
価格・・・★★★

続いてご紹介するのはポンチョブランドが
手がけるスヌード、tsutsu。
tsutsuはとにかくシンプル。2重巻き出来る
長さでアレンジが効くので、デザインは
★★としました。

表面がワッフルのようになったこちらは、
ウール48%、アルパカ37%、ナイロン15%。
生後2年以内の初刈りのアルパカの毛を
使用したウール混素材でとっても暖かい！
という事で、素材は★★です。
価格は5500円！と、とてもお手頃なので
★★★としました。

洋服では取り入れないようなビビットな
カラーも小物ならば取り入れやすい。
スヌードで鮮やかな色を取り入れると、
顔周りがぱっと明るくなりますよ。

ニットのプロが作り上げたスヌード

贅沢感のただよう一枚です

デザイン・・・★★
素材・・・★★★
価格・・・★

ニット工場から生まれたsuelo(スエロ）の
スヌードは、モヘア70%、シルク30％という
素材の贅沢さが大きな特徴です。

2重巻き出来ない長さで、すぽっと
かぶるだけのシンプルなデザイン。
2重巻きにしなくてもボリュームが出るよう、
70cmもの高さがあります。

という事で、デザインは★★。最大の特徴
である大人っぽい素材は★★★。
価格は他ブランドと比較し★としました。

今シーズンの人気NO.1スヌード

かぶった瞬間に感じる気持良さ

デザイン・・・★★
素材・・・★★★
価格・・・★★★

ラストを飾るのは、今冬の人気No.1！！
今城メリヤスのスヌードです。

腕を通した時点で感じる気持良さは
格別。日本でもわずか数台しか残っていない
吊り編み機を使い、着心地にこだわり抜いた
生地を作っている今城メリヤスならではです。

シンプルながら、ストールとして
巻くことが出来たり、羽織ることが出来たりと
汎用性があるのでデザインは★★。

注目すべきは素材の柔らかさと、
4800円というコストパフォーマンスです。
この肌触りでこの価格ならば、複数買いして
しまうというお客様もいらっしゃるほど。
もちろん、素材、価格に関しては★★★です。

デザイン性のTRICOTE、カラーリングのtsutsu、
高級感のsuelo、素材感とコストパフォーマンスの
今城メリヤス。
今シーズンはバリエーションが豊富なスヌード。
お好きなブランドを選んでください。

今回比べてみた商品はこちら

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。