みんなの「買ってよかったもの」
【あの人の買ってよかったBest3】土鍋で10分!ツヤツヤご飯が食卓にある幸せ

スタイルストアは昨年20周年を迎えました。普段はバイヤーのおすすめや愛用品を中心にご紹介していますが、この節目にスタイルストアを長くご愛用頂いているお客さまに、今まで買い物した中でも、これは良かった!と思えるものをお聞きしています。
第12回目にご登場頂くのは、新潟県在住のgetfuzzyさん(50代)。研究者として都内やアメリカを拠点にしてきた半生に区切りをつけ、2年前に佐渡島へ移住。古民家をリノベーションし、自らはパン屋さんの開業準備をする傍ら島内のカフェで仕事、という第二の人生を満喫しておられます。「ベスト3かー選ぶの大変だなぁ」と言いながら挙げてくださった3品は、土鍋、ブラシ、草履でした。
■ getfuzzyさん情報 ■
新潟県の佐渡島在住、ご主人と中学生の娘さんの3人暮らし。大学院卒業後、アメリカ留学を経て、研究者として多忙な日々を送る。自身の価値観の変化や今後の人生を考え、ご主人が古民家をリノベーションし、2年前に家族で佐渡へ移住。最近はすっかり物欲もなくなり、唯一買い物する店がスタイルストア(でも極力買わないようにしているそう)。自然を愛でながら、なんでも手作りする暮らしを満喫する傍ら、敷地内の蔵を改装してベーカリーを開業すべく準備中。
【買って良かったNO.1】弥生陶園 / 丸ごはん土鍋 天目釉 2.5合
Best3を選ぶって難しいなーと思って、考え込んじゃったのですが…本当に満足していて、使用頻度が高く、自分だけでなく家族も愛用しているもの、という基準で選んでみました。その観点で第1位が、弥生陶園の土鍋です。

炊飯器の故障をきっかけに土鍋ライフを開始
私はもともとパン派で、そんなに白米が好きというわけではなかったんです。ご飯の良さを再認識したのは、アメリカ留学でした。象印の炊飯器を愛用していて、10年ほど経った頃に、炊きあがりの7分前にタイマーが鳴るという状態になり(笑)これは故障かな…と。そのタイミングで、思い切って土鍋を購入しました。
ずっと土鍋ご飯には憧れていたものの、私にとって2つのハードルがあり…一つは「目止め」(購入後お米や片栗粉を炊き、土鍋の微細な穴を埋める作業)がちゃんとできるか不安だったこと。もう一つは、炊飯の間はガスコンロが一口土鍋に占領されることです。でも使ってみたらどちらも杞憂でした。
あっという間に炊き上がるツヤツヤご飯にびっくり!
最初の目止めは、これで合っているのかなって正直ドキドキでしたが、やってみたらなんてことありませんでした。実際に炊いてみて驚いたのは、炊飯時間の短さです。我が家は家族3人で2合炊いて食べ切る。10分かからず炊き上がるので、「え、もう?」という感じでしたね。ガスコンロを占領する時間もその短さですから、全然問題なかったです。

火加減を自分で調整できるのもいいですよね。例えば、炊き込みご飯のときは、少し火加減を強めにしておこげをつくると、香ばしくて美味しい。そういう微調整ができるのは、土鍋ならではです。
この土鍋が2.5合炊きなので、人を招くときや、ちらし寿司やおいなりさんを作りたい、という「白米を多く使いたい時」用に、結局炊飯器も買ったんです。でも、ほとんど使ってないですねぇ。ご飯といえばこの土鍋がいつも食卓にあります。
土鍋のふたを開けた瞬間、ご飯がきれいだなと思う
2年前に移住してきた佐渡は、お米が本当においしくて。土鍋で炊くと、味もさることながら、ご飯の輝きが全然違うんですよ。炊き上がってふたを開けた瞬間、ツヤがあって本当にきれいなんです。土鍋はそのまま食卓に出しても絵になって、「旅館の朝ごはんみたい」と思ったりします。

私は玄米をいただくのも好きで、炊飯器だと専用のモードがないと美味しく炊けないですが、土鍋なら大丈夫。吸水時間を半日ほど、水も2倍程度に増やして炊きます。白米より時間はかかりますが、変わらずおいしく炊けました。ご飯のお供は、やっぱり焼き魚!佐渡では新鮮なお魚が手に入りますし、ご近所からお裾分けしていただくことも。
いつも我が家の食卓の真ん中にある土鍋。毎日愛用し、家族みんなの食を支えてくれている大切な道具の一つです。
【買って良かったNO.2】髪が持ち上がった!ヘア&スカルプクリーンブラシ
娘のために購入したけど、私が使ってビックリ!
第2位は娘と共に愛用している、ヘア&スカルプクリーンブラシを選びました。娘が雑誌の付録かなんかのヘアブラシを使っていて、毛先のピンがボロボロ取れ始めたんですよ。これじゃ髪にも悪いだろうということで、ちょうどスタイルストアさんで見て気になっていたヘア&スカルプクリーンブラシを買いました。

浴室に置いて、私もついでに使っていたら、ぺたーっと寝ていた毛が、明らかに持ち上がるようになったのです。それを体感して、お、これはいいんだなと確信し、シャンプーのたびに必ず使うようになりました。
髪は元気なはずなのに、薄毛の不安があった私…
私、ロングヘアですが、ドライヤーを使いたくなくて、自然乾燥派です。風邪ひくよと友人に心配されたり、地肌だけ早めにはちゃんと乾かしたほうがよいと言われたりもしますが、どうしても温風が顔に当たるのが苦手。加えて、ワックスとかスタイリング剤を髪につけるのも好きじゃないんですよね。

長年ドライヤーも整髪料も使っていないので、毛髪自体にダメージはほとんどなく、美容室でもよく「髪の状態がいいですね」と褒められます。それでも、自分にはわかる変化というんでしょうか。年齢と共に髪にコシがなくなってきているのが分かって、このままどんどん髪が弱っていったらどうしよう…!いつかハゲたりするのでは…と不安だったんです。
頭皮が健康であることのバロメーター
ぺたんとしていた髪が、ふんわりするようになったのは、商品ページにも書かれていたように、頭皮の毛穴がきれいになったからだと思います。他の方のレビューに「シャンプーの量が少なくて済むようになった」とあったので、私も実践してみたところ、確かに少ないシャンプーでもちゃんと泡立って頭皮もすっきり。

髪が根元から立ち上がるのも、少ないシャンプーでしっかり泡立つことも、毛穴が清潔に保てていることのバロメーター。今は1本を親子で愛用していますが、娘は来年から一人暮らしをする予定です。そのときにはこのブラシをもうひとつ購入し、持たせてあげようかなと思っています。
【買って良かったNO.3】足指がいつも自由!ABE HOME SHOES / 帆布草履

五本指ソックス&草履が、私の定番スタイル
実は私、10年以上前から五本指ソックス派なんです。知り合いで五本指ソックスしか履かない人がいて、何度も見かけるうちに、「もしかして気持ちいいのかな」って気になり始めて。試しに買ってみたら、もう手放せなくなりました。足指が自由に動かせるって、こんなに快適なんだって実感しています。
足の指一本一本に感覚が戻ってくるようで、歩くときの安定感も違うんですよね。元々末端冷え性だったのですが、五本指ソックスにしてから血行が良くなったような気もします。冬でも足先の冷えが以前ほど気にならなくなりました。そんな「五本指ソックス派」の私に欠かせないのが帆布草履なんです。
程よい硬さで、ずっと履いてても疲れない
この帆布草履は年中履いていて、洗い替えも含め今3足持っています。夏は娘も履きます。色も可愛いし、質感が気持ちいいんです。それに洗濯機で洗えるのもうれしいポイント。

でもいちばん気に入っているのは「底の硬さ」なんですよね。草履系のスリッパって、底が柔らかいものが多くて、心もとないというか…でもこの草履は程よい硬さで、歩くときに足指の間にちゃんと力が入るので、ラクに歩けるんです。だから一日中履いていても疲れないのかなと思っています。

佐渡はかなり寒いので、真冬はいわゆる普通のスリッパを履くこともあります。でも、いつの間にかこの草履に履き替えているんです。五本指ソックス+帆布草履生活が基本なので、スリッパの中でさえ、足指が閉じ込められているような感じがしてしまうようです。
人生100年時代、しかも季節の仕事も多い田舎暮らしともなれば、足の健康はこれまで以上に重要です。日々の生活で足指を鍛えつつ、気持ちよく生活できるのは帆布草履のお陰。つくり手の阿部さんに、改めて感謝です。
以上、新潟県在住getfuzzyさん(50代)の歴代買ってよかったものBest3でした。
getfuzzyさんは、移住前は長くニューロサイエンスの研究職に就かれていました。仕事は好きだった一方、研究者生活は夜間まで働くことも多く、今は「夜しっかり眠って、朝スッキリ起きる」という当たり前の生活ができていることに心の満足を感じるそうです。
こちらのインタビューに登場する方々は、40代中盤から50代の方が多く、読者の皆さんも含め「第2の人生」に思いを馳せるタイミングではないかと思います。私自身もその一人。それで、getfuzzyさんに移住してみて変わったことを尋ねてみました。ちなみに、目下佐渡でも仕事をしていることと、並行してご自身の開業準備(敷地内の蔵を利用したベーカリー)もあり、忙しさという面では変わらないそう。
「変わったことねぇ…なんだろう、そんなに変わっていないような気もするし、田舎暮らしは季節ごとに暮らしの仕事もあって、やることは多いんですよね。でも自然が身近にあって、季節を肌で感じ、外食もほとんどせず、地元の食材でご飯を作って家族と食べる。仕事のすべてが自分の暮らしと人生に直結している感覚があります。それが変わったことであり、幸せなことかもしれません」
日本語の「仕事」という言葉には、英語のWorkやJobと比較して「社会や役割に奉仕する」というニュアンスがあるそうです。getfuzzyさんの今のあり方は、地域のため社会のためという側面もあれど、中心に自分の人生と生活がしっかりあるのだな、と感じました。
■ 人の数だけドラマがある!みんなのお買い物体験
お客さまに聞く、スタイルストアで歴代買ってよかったものBest3はこちらからまとめてご覧いただけます。

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。