バイヤーからのお便り

ピンキーリングにもゴロッっと天然石を

2024年12月04日更新


天然石を贅沢に使ったアクセサリーでお馴染みのブランドLa mascotte(ラマスコット)から、新作が届きました。美しい天然石を惜しみなく贅沢に使っているのがこのブランドの特徴で、一つ身に着けるだけで、ぱっと手元が華やかになるのが魅力です。

そんなブランドに「お守りのように、毎日身に着けるピンキーリング」を作ってほしいとオファーをしたのが、今年の夏頃のこと。天然石のアクセサリーは多くありますが、どんな色の石をどう組み合わせるのかはデザイナーの腕の見せどころ。楽しみに待っていた当店に届いたのは、華やかさがありながらも凛とした雰囲気を放つピンキーリングでした。

4種類のラインナップをご紹介

左からスフェーン、ルビー、ゾイサイト、オニキス


新作のピンキーリングは4種類です。天然石のピンキーリングというと、華奢でシンプルなものが一般的。La mascotteのように存在感のあるデザインのものはなかなかありません。年齢を重ねた女性の手でもしっかり映えて、手元を明るく、そして指をすっきりと見せてくれるデザインは、さすがだなと思います。

ルビー


こちらは、当店がリクエストしたルビーのリング。一番大きな丸い石がルビーで、その横の細かいカットを施している小さな石がピンクトルマリンです。


甘い雰囲気になりがちなピンク系の石を、あえて同系色の石とコーディネートすることで、格好よく仕上げているのがいいなと思います。

ゾイサイト


こちらは、青い石ゾイサイトがメインのリング。その横には細かいカットを施したターコイズとリバーストーンをコーディネートしています。


こちらはブルー系の石だけでコーディネートするのではなく、その間に白いリバーストーンを一列挟んだことで、さわやかなイメージに。さりげないけど、確実にデザインを左右する石を使うところがさすがだなと思います。

スフェーン


こちらは、スフェーンという黄緑色の天然石を使っています。マスカットのようなみずみずしい石にコーディネートしているのは、茶色いスモーキークォーツと水晶というシックな石。


スフェーンの原石を見た時は、かわいらしくなってしまうのでは?と懸念したのですが、そんな心配は不要。大人っぽく格好いいリングになっていました。

オニキス


最後にご紹介するこちらは、カットを施したオニキスに、ラブラドライトとパールを組み合わせたリングです。


甘さがなく、とにかくかっこいい雰囲気で、つけると手元がきゅっと締まって見える気がします。


デザイナーのカワセさんは、何百種類の色や形の石がずらっと並ぶ石屋さんに足を運び、その中から、これぞという組み合わせを決めて作っているのだそう。思ったような色の石が見つからなければ、天然石の産地でもある甲府の石屋さんや、インド人のサプライヤーに問い合わせをし、これだと思う石に出会うまで何軒もの石屋さんにあたるのだそうです。

左からルビー、スフェーン、ゾイサイト、オニキス


そういう工程を経て、完成するピンキーリングは天然石の数量が限られていて、完売した後は、同じレベルの石が見つけられた時点で制作してもらい、再入荷となります。今回作っていただくリングは、クリスマス前にお届けできるように準備しておりますが、それが完売した後は、次回いつ入荷しますとはお伝え出来ない状態なのです。天然石のアクセサリーとの出会いは一期一会。気になる方はお早めにお求めください。

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このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。