バイヤーからのお便り
乾燥の季節に腹巻付きボトムスが人気の理由
こんにちは、バイヤー楠です。暑がりで普段は薄着で過ごすことの多い私は、重ね着によるストレスが人一倍。それを軽くしてくれたアイテムが、226 3129 5000(ツツム)の「のびるニットロングスカート」でした。このコラムでは、もともと人気アイテムでもある腹巻付きのボトムスが、私のストレスが軽減してくれたポイントはどこだったのかをご紹介します。
重ね着した時のごろつきがない仕様
3月に入ってもまだまだ寒い日がありますね。先日も真冬並みの寒さで、いつになく重ね着をした私。ボトムスの下に普段ははかない防寒用のレギンスを穿いて、腹巻をしていました。多少の動きにくさはあるものの、足全体があたたかく、背に腹はかえられないと思い過ごしていたのですが、ストレスのマックスは夜になって訪れました。
ショーツ、レギンス、はらまき、ボトムスの4枚を着用していたのですが、縫い合わせ等で生地が分厚くなるウエスト部分が真っ赤になって、とにかく痒い!乾燥で肌が弱っている時期に、肌の柔らかい部分に、それぞれのアイテムの一番分厚い部分が4着分重なっていて、長時間締め付けていたのが原因でした。
そんな肌ストレスを解消したのが、のびるニットロングスカート。腹巻きが一体化したこちらは、すでにおなじみのアイテムとなりましたが、縫い合わせがないのも特筆すべきポイントでした。
通常はウエスト部分とスカート部分など、パーツ別に作った生地を縫い合わせて一着の服を作ります。今回の私のストレスの原因となった痒みも、このパーツの縫い合わせが何枚も重なることで起こったものでした。でもこのスカートは、ホールガーメントと呼ばれる無縫製の編み方を採用しているので、縫い合わせも、それによるごわつきも無いのです。
ウエスト部分は腹巻になっているのですがもちろん縫い合わせは無し。妊婦さんでも穿けるほどの伸縮性があって、締め付けすぎずに体にぴたっとフィット。あたたかさもしっかりキープしてくれます。ボトムスをこのスカートに変えたことで、ウエスト部分の衣類の重なりは半分になり、ストレスは軽減。目を瞑っていた動きにくさも、気にならなくなりました。
雪国の新潟のファクトリーブランドが、寒い日に起こるストレスを考え、それを解消するためにと考えたこちらのスカート。ノウハウと技術を詰め込んで完成させた一品は、いつもと違う環境に身を置いたときに、そのすごさを実感させてくれました。
ニットスカートですが、いわゆる秋冬物ではなく、オールシーズン穿ける素材で編立てられています。寒さの厳しい今の時期はもちろんですが、これから訪れる春夏シーズンでも活躍するのがいいところ。先日、つかい手のリクエストにお応えして、ポケットあり、ポケットなしの2バージョンからお選びいただけるようになりました。まだお持ちでない方、色違いで揃えたい方は、ぜひこの機会にお求めください。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。