こちらのお花は、薄い花びらが
幾重にも重なりあう姿が印象的な
ラナンキュラスの一種。

すっと伸びた茎に大ぶりなお花を
咲かせ、一輪だけでもとても存在感が
あります。

この花の原種は、湿地を好むそう。
あと、葉っぱの形がカエルの足に
ちょっと似ていることもあって、
ラテン語の「rana （カエル）」 という言葉を
もとに名づけれられたのだそうです。

ラナンキュラスといえば、蕾のように
割と内側に花弁がくるんと丸まって
いる印象を持っていたのですが、
上の画像のような咲き方をする
種類もあるんですね。

お花屋さんにこの花がたくさん並ぶと、
春はもうすぐそこ！

わくわくとした気持ちにさせてくれる
そんなお花です。

花器：Doily ベース M

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お気に入りの花器に、
季節の草花を一輪だけ。

日々暮らす中で、ささやかでも
お花や植物がそばにあると、
ちょっと幸せな気持ちになれる気がします。

刻々と変わっていく四季や、
普段は目に見えない「時間の流れ」を
ふと気づかせてくれる、
そんなお花のある暮らしの一コマを
綴っています。

この企画は、スタイルストアとも縁が深い
中目黒の花屋 ex.（イクス）の
田中 彰（たなか あきら）さんにご協力を
いただいています。

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。