バイヤーからのお便り
強い日差しから頭をガードする、NAMIKIの夏帽子
こんにちは、バイヤーの楠です。紫外線が気になる季節になりました。このコラムでご紹介するのは、帽子ブランドNAMIKI chapelière(ナミキシャペリエール)の夏帽子。「帽子に慣れていない人でも格好よく被れて、機能的で、カジュアルになりすぎないもの」をテーマに選んだものです。いずれも、肩ひじ張らずに日常使いができるデザインなので、自転車に乗ったり、荷物が多い日など、日傘をさすのが難しいシーンでお使いください。
かぶるだけで簡単にサマになるブレード帽子
数あるラインナップの中で、最も人気なのが、ペーパーブレードツートンキャペリンです。
リボンを巻く代わりに、その部分を配色にしたデザインが特徴のブレード帽子です。ブレード帽子とは、テープ状の紐を渦巻き状に編み上げたもの。テープ紐が細ければ細いほど、重なりが多くなるので、その分、帽子は重くて硬くなるのだそうです。そこでこちらは、日常的にかぶることができるようにと、テープ紐自体を薄くして、軽さと柔らかさが出るようにと考えられています。
また、撮影中に他スタッフから「頭が小さく見える!」との声もあったんです。リボンだとこんなに太幅にはできないけれど、幅広の色の切り替えのおかげで、引き締まって見えるのだと思います。
髪を結んでいても深くかぶれるスリットバケットハット
こちらはバックにスリットが入っているバケットハットです。つばが長めで、顔部分から首の後ろまですっぽりカバーします。
後ろにスリットが入っていることで、髪が長い方が少し高い位置で髪を結んでいても、帽子が浮くことなく、納まりよくなっています。また、頭周り56cm~60cmくらいまでサイズ調整が可能です。
丸洗いができるリネンのチューリップハット
こちらは、頭を入れるクラウン部分とツバに切り替えの無いチューリップハットが原型となっています。前部分のツバがやや長めになっているため、すぽっと被るだけでサマになり、形を整える必要がないのが良いところです。
使用しているのは、あえて皺感を持たせたリネン生地。生地にハリとコシがあるので、へたりにくく、型崩れもしにくいです。汚れがついても落ちやすいという特徴があり、汗をかいたり、内側にファンデーションが付いてしまっても、すぐに洗えて常に清潔にかぶることができます。
涼しくかぶれる手編みハット
こちらは、夏の帽子の代表ともいえるペーパーハット。風通しがよく、涼しいのがこの帽子の特徴です。
ペーパーハットは、その名の通り紙素材です。紙と聞くとノートやメモ帳等の髪を思い浮かべる方も多いと思いますが、紙といっても指定外繊維ということで、あくまでも繊維の一種。しっかりと強度もあるので、ご安心ください。
かぎ編みの本体は手編みで程よくゆるく編まれているので、風を良く通します。汗をかいても蒸れにくく、不快感が少ないのがいいなと思います。
カジュアルなテイストの帽子は、たくさんあります。でも、大人の女性が、ちょっとだけきちんとした格好をする際に被ることのできる帽子となると、急にデザイン性が強くなったり、リゾート感が強くなったり。いざ探そうと思っても意外となかったんです。程よくデザインが入っているけど、ちゃんと日常使いが出来る帽子というのがこのブランドのいいところ。ぜひ、この夏のお供におひとついかがですか。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。