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調理でも卓上でも活躍!万能トングの活用例8つ
こんにちは、バイヤーの畠田です。
料理で使うトングというと、「調理中に使うトング」と「テーブル上で使うトング」、どちらかの役割のために作られているものが多いように思います。でも、このおてがる薬味トングは、調理と卓上、登場回数が半々くらい。「薬味トング」という名前なので、薬味専用という印象を持たれるかもしれませんが、とにかく活躍シーンが幅広く、さっと手に取れる場所に置いておくと「あ、こんな時でも便利に使えるな」と日々発見の連続です。
ぜひこのトングの汎用性の高さをご覧いただきたく、今回は具体的な活躍シーンをご紹介したいと思います。
調理中だとこんな時
あくまで手のひらサイズなので、パスタをがっつりつかんだりすることはできませんが、調理中や調理後の盛り付けの、ちょっとしたシーンで活躍します。
缶詰のアンチョビを取り出す時。箸だと崩れやすいアンチョビですが、トングは接点が多くなるので安定して掴むことができます。
煮出した出汁パックやお茶パックを取り出す時。お箸と違って、トングだと最後にぎゅっと絞ることができます。
できあがった料理をお皿に盛り付けする時。我が家ではつくり置きした食材をワンプレートに盛り付ける時によく活躍しています。細かい盛り付けもお手のものですよ。
絶妙な力加減を伝えることができるので、半熟卵も難なく潰さずにつかむことができます。
トースターからパンや焼き菓子を取り出す時。焼いたパンがまだ熱々で触れない時にはこのトングで取り出しています。ホットサンドメーカーから、ホットサンドをまな板にうつす時にも活用しています。
卓上で使うのはこんな時
調理や盛り付けが終わって、卓上に料理が移動してからも、このトングが本領を発揮します。
しゃぶしゃぶの時。これまでお肉をしゃぶしゃぶするためにお箸を持ち替えていましたが、お箸は置くときにばらばらして転がってしまったり、長くて邪魔だったり、逆側に座っている人はその後に使いにくかったり。その点このトングは置いたときもテーブルで転がらず、コンパクトだから邪魔にもならず、お肉を一枚だけ掴んだりもしやすいです。
手巻き寿司をする時。複数人でお刺身や他の具材をつまむ時に、このトングが複数あるととても役立ちます。客人にも、ほぼ必ず「これ使いやすいね!」と褒められます。しゃぶしゃぶや手巻き寿司の時は、人数分のトングが欲しいなと思うほど。
ごはんのお供のお漬物などを取り出す時。保存容器ごと卓上に出す際に、直箸はちょっと気になる、というシーンでこのトングがあると助かります。
個包装になっていないクッキーなどのお菓子を、来客用に取り分けるとき。素手で触れずにお皿に並べることができます。また、ポテトチップスを食べる時に手を汚したくない……というときにはこのトングでつまんだりもしています。
調理中も、卓上でも万能な理由
いかがでしょうか。ざっと活用例を挙げましたが、これ以外にも商品ページにもあるように「瓶の中から食品を取り出す」「生ハムを一枚だけ剥がす」「薬味をたくさん掴む」「お弁当におかずを盛り付ける」など、活躍シーンは本当に多岐に渡ります。
世の中には他にもコンパクトなトングがありますが、その中でもおてがる薬味トングが特に優れているのは「軽い力で開閉できる操作感」だと思います。
手に持ってみるとわかるのですが、非常に軽くて薄く、それでいて開閉するバネの力は決して弱すぎず、軽い力で動かせてしっかりと食材を掴んでくれる感じがします。手の力が伝わりやすいからこそ、繊細な作業も可能になります。
また、卓上の取り分け用に作られたものはもう少し先の部分が大きく、サラダなどもがっつり掴めるようになっているものが多いのですが、こちらは細長い形状。がっつり何かを掴むというよりは、通常お箸で取り分けるようなものに対して使うのに向いています。
繊細な力加減を伝えてくれる使用感と、細かな作業ができる先の細さ。両方が揃っているからこそ、卓上でも調理中でも本当に幅広いシーンで役立つ、絶妙なバランスのトングだなと思います。
2cm差のサイズ展開も悩むポイントですよね。わたしは大きい方の「150」を愛用していますが、これまで特に不便だなと思うシーンはありません。恐らく「130」でもほとんど同じような使い方ができると思いますが、上記で挙げた「具沢山のホットサンドを掴んでまな板に移動させる」や「煮出した出汁パックやお茶パックを取り出す」は、長さがある150の方が使いやすいかもしれません。逆に、主に卓上利用を想定される方は、130の方がコンパクトで良さそうです。数本ほしいなと感じることが多いので、近々サイズ違いも買い足そうと思っています。
マルチに使える、おてがる薬味トング。使い始めてまだ3カ月ほどですが、これからまだまだ新しい発見がありそうなキッチンツールです。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。