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華やかなのにシンプル、普段使いできるハレの日の器で食卓に彩りを
お重や漆塗りのお椀など、特別な日のための華やかな器たち。晴れやかな気持ちになる一方で年に数回しか出番がなく、収納に場所をとってしまうのが悩みでもあります。そこで今回は、ハレの日はもちろん普段の食卓でも使える器や道具をご紹介します。ハレの日用の器を普段使いすれば、収納場所も省スペースになりますよ。シンプルなのに華やかなアイテムで、いつもの食卓に彩りを加えてみませんか?
華やかでシンプルな、普段使いできるハレの日の器
KIHARA/角型お重 2段セット
お重とお皿のいいとこどり、有田焼の小さなお重
400年の歴史をもつ有田焼。その伝統技術をいかして作られたのがこちらのお重です。1段で約幅9cm×高さ4.5cmと小さめサイズなので、普段は器としてお使いいただけます。盛り付けに悩みがちなお料理ですが一品入れるだけで見栄え良く決まり、さらにいくつか並べると華やかな食卓になりますよ。マットな質感なので中に入れるお料理を選びません。
ふた付きなので余ったおかずの保存に便利です。さらに器を重ねられて冷蔵庫内でコンパクトに保存できます。お皿に移し替えずに食卓に並べられるのも嬉しいところ。まさにお重と器のいいとこどりですね。まずは蓋+身が2段分の「2段セット」でお求めいただき、必要に応じて「角型蓋物」で段数を増やしていただけます。
松屋漆器店/洗浄機対応 入子椀 中
お手入れ楽々、食器洗浄機が使える漆の入子椀
漆は高温や乾燥に弱く、慎重なお手入れが必要です。さらに木製の椀となると食洗機が使えないので、漆のお椀を使うのを敬遠している方もいらっしゃるはず。こちらの入れ子椀は木粉を55%使用した木質樹脂を使用し、製造過程で熱を加える処理をすることで高熱に耐えられるように仕上げられています。そのため漆椀なのに食洗機の使用が可能になりました。
余分な装飾がなくシンプルなデザインなので、お祝いの席だけでなく普段使いにもぴったりです。油分のない良質な素黒目漆(すぐろめうるし)でマットな質感に仕上げられているので、他の食器とも合わせやすいのも嬉しいところ。カラーは落ち着いたトーンの朱と黒、サイズは大と中があり入れ子にして省スペースに収納していただけます。
松屋漆器店/ナチュラル 5寸 二段重
日常の中に自然に溶けこむ、ナチュラルな二段重
松屋漆器店の「ナチュラル 5寸 二段重」は、白木のナチュラルな風合いが特徴のお重です。タモ材の木目をいかして仕上げてあり、どんなお料理にも合わせやすいのが嬉しいポイント。木製で軽いので持ち運びしやすく、ハレの日はもちろんのこと運動会やお花見、ピクニックなど普段からカジュアルにお使いいただけます。
側面は「組子」という技術で接合されていて、強度が増すとともにシンプルなデザインのアクセントになっています。マットで透明なウレタン塗装で仕上げてあるため、シミや汚れがつきにくくお手入れも楽々です。ただし、水に長時間浸けることは控えていただき、洗った後は早めに水分を拭きとって保管してくださいね。
HAKU LA TABLE/テーブルマット
敷くだけで華やかな食卓に、金属製テーブルマット
「HAKU LA TABLE」のテーブルマットは金属製。職人がアルミ素材の上に丁寧に箔を重ねて作っています。箔の持つ独特な色合いがお祝いの席やイベントでの食卓を彩る、華やかなテーブルマットです。柄がなくシンプルなデザインなので、特別な日だけでなく普段使いにも最適。いつもの食卓に高級感を与えてくれますよ。
「金属製って重いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。重厚感のある見た目ですが、1枚約400gと日常で扱いやすい軽さです。しっかりと塗装されているので水拭きができ、お手入れの手間がかからないのも普段使いする上で嬉しいポイント。食卓だけでなく、マットの上に花器やオブジェを置いてインテリアとしてもお使いいただけます。
松田美智子の自在道具/さわら楕円の飯台 小 専用蓋付
吸湿性に優れた木曽さわら製、食卓で便利な楕円形
最後にご紹介するのは「さわら楕円の飯台」です。こちらの飯台は、水や酸に強く調湿性に優れた「木曽さわら」でつくられています。ご飯があたたかい時は水分を吸収し、冷めてきたら固くならないように水分を補うため、ご飯はいつでもふっくらもちもち。また、酸に強く調味料の余分な水分を吸ってくれるため酢飯づくりにも最適です。
どの席からも手が届くように、飯台には珍しい楕円形に仕上げられています。大人数のパーティーでも日常でも、いつも食卓の真ん中に置いて使いたくなるシンプルなデザインが嬉しいですね。付属の蓋はフラットな仕様で、お盆として使えるのも便利なところ。ご飯だけでなく、サンドイッチやお鍋の具材入れなど幅広くお使いいただけます。
ハレの日の器を日常に取り入れて、ちょっといい毎日を
今回はシンプルなのに華やかな「普段使いできるハレの日の器」をご紹介しました。日々の食卓にちょっと特別な器を使うと気分が上がるほか、器の数を絞れるので収納も省スペースになるなど良いことばかり。ぜひお気に入りを見つけて、食卓に彩りを加えてみてくださいね。
文・構成/柳井ひかり
スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。