バイヤーからのお便り
収納場所をとらないお重、仕切り付になりました
こんにちは、バイヤーの畠田です。
お正月料理のことが頭をよぎりはじめるこの頃。お重の準備はこれから、という方におすすめしたいのが、増田桐箱店の入れ子重です。一番の特徴は、オフシーズンに収納場所をとらないというところ。3段重で料理をたっぷりと詰められるこのお重ですが、入れ子に収納できるので、収納時はなんと高さ10cm未満に。今年はおまけとして仕切りをつけていただき、より料理を詰めやすくなりました。
使う時は大きく、しまう時はコンパクトに
お重は「ハレの日以外」の処遇に悩みがち。使うといっても、お正月、行楽のお弁当の時……と、年に数回という方がほとんどではないでしょうか。
ならば、選びたいのは「日常使いしやすいもの」や「使わない時でもコンパクトに収納できるもの」。前者のお重は先日、KIHARAの角形お重をご紹介しましたが、後者のお重として今回おすすめしたいのが、増田桐箱店の入れ子重です。
使う時には3段に、しまう時には2段分以下の高さにコンパクトに収納できるようになっています。収納時は高さわずか9.4cmと、半分ほどの高さに。
増田桐箱店のもの以外にも入れ子にできるお重は世の中にあるのですが、塗りで重厚感ある印象のものがほとんど。木の質感を活かしたナチュラルな見た目のもので、入れ子式のものは他にはないんじゃないかなあと思います。
大きい段で一辺が20.4cm、小さい段でも一辺が17cmなので、料理もたっぷり詰めることができます。使う時は大きく、しまう時はコンパクト。場所をとりがちなお重の悩みを解決してくれる貴重なお重です。
当店限定!今年は仕切りつきでお届けします
こちらのお重、これまでは仕切りがなかったのですが、「仕切りがあったらもっと使いやすいのに……」と増田桐箱店さんにリクエスト。今回、当店限定で仕切りをつけていただきました。しかも、なんと価格は据え置き(太っ腹)!
入れ子のお重という構造上、1~3段目それぞれのサイズが違うので、一口に「仕切りを付けたい」と言っても、実は難易度高めのリクエスト。「サイズの違う段にもぴったり入るようにしたい」 「仕切りを中に入れた状態で収納したい」という条件で、いろいろと検討をしていただき、一番小さなサイズに合う「4つ仕切り」、真ん中のサイズに合う「9つ仕切り」を作っていただきました。仕切りはバラバラにして、一番小さなお重の中に全て収納できます。
仕切りをお使いいただくことで、黒豆やごまめなど、細々したものが詰めやすくなりましたよ。 お重は縁に向かって広がるような形になっているため、仕切りとの間に少しだけ隙間ができますが、ここから食材がはみでることはなさそうです。
仕切りがない一番大きなサイズは、ちらし寿司などのご飯ものを詰めたり、豆鉢や小付などの器を活用して料理を詰めていただくのがおすすめです。鉢や豆皿を使うと隙間ができるので、真ん中だけ豆鉢やゆずの実を使って、次に形が整っているかまぼこや伊達巻などを詰め 、最後に形がコロコロしているものを隙間なく詰めていくとうまく盛り付けできると思います。これが簡単で見栄えも良くて一番おすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
仕切りがついて、うんと使いやすくなった、桐製のお重。 お重の準備はこれから、という方はぜひこの機会にご覧くださいね。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。