みんなの愛用品
片手で持てるから洗い物が楽!軽い鋳物鍋
こんにちは、バイヤーの畠田です。あたたかい料理が身に沁みる季節、よく作るのが野菜をたっぷり使ったスープ。ポトフやミネストローネなど、2~3日分をまとめて作って朝昼に食べたりします。あまり食欲のない時でも、よく煮込んだ野菜とやさしい味のスープなら、負担なく食べられる感じがします。
UNILLOY(ユニロイ)のキャセロールは、そんな具沢山スープやカレーや煮物など、汁気の多いものをたっぷり作る時に便利に使っている鋳物琺瑯鍋です。鋳物の「食材をおいしく短時間で調理できる」という長所はそのままに、「重い」という短所を解消してくれている、すぐれもの。
一般的な鋳物鍋は厚みが約4〜5mmほどですが、UNILLOYは約2mmという薄さ。同じ22cmサイズの鋳物鍋で比べると、ルクルーゼは約3.5kg、ストウブは約4.1kgの重さがあるところ、UNILLOYは約2.7kgと、明らかに軽量なのが特長。他の鋳物鍋にないユニロイならではの魅力をレポートしたいと思います。
片手で持てて、片づけが負担にならない
「軽い」ことの良さを最大限感じるのは、片づけの時です。調理中には鍋を動かすことがないですし、調理後に移動させる時も基本的には両手で持つので、重さを意識することはあまりないのですが、洗い物の時には軽いことの恩恵を最大限に感じます。
たとえば、片手にスポンジを持って鍋の裏側を洗う時や、泡をすすぐ時や、キッチンクロスで水分を拭き取る時。時間にすると数秒ですが、片手で鍋を持つ必要があるシーンがあって、鍋が重いとこれが大変。もちろんアルミ鍋などに比べると重いですが、同サイズの鋳物鍋と比べると圧倒的に軽いです。
お湯が沸くのが早い&再度温まるのも早い
薄手である分、お湯が沸くまでの早さも他の鋳物鍋と比べて明らかな強み。鍋に食材を入れると一度温度が下がりますが、そこから温度が戻るまでも早いです。
そのありがたさを特に感じられるのは、麺を茹でる時や揚げ物の時。麺を一度に入れるとなかなか再沸騰しなかったり、揚げ物で食材を入れると油の温度が下がってサクッと揚がらなかったりしますが、このキャセロールの場合はそんなこともなく、すぐに再度温まってくれます。
薄手である分「早くあたたまる」というのはイメージがつきやすいと思いますが、その分「冷めるのも早いのでは、と思い、そのあたりはどうなんでしょうか?と単刀直入に尋ねてみたところ、もちろんしっかり検証しているとのこと。グラフで見ると今いちピンとこないかもしれませんが、実際に使ってみると確かに、スープをおかわりする時にもあたためなおしが要らないくらい、長時間あたたかい状態をキープしてくれていています。
不要な鍋、回収してくれます
新しい鍋を購入すると、その分、ご家庭の不要な鍋が出ることがありますよね。つくり手の三条特殊鋳工所さんでは、驚くことに、そんな鍋を回収しています。ユニロイの購入時に着払いの宅配便の送り状が同梱されており、箱に不要な鍋を入れて三条特殊鋳工所宛に送れば、そのまま回収し、適切に廃棄・リサイクルをしてくださいます。
そんなことができるのも、金属の町・新潟県燕三条のつくり手だからこそ。燕三条には金属を適切に廃棄でき、更に再利用・加工するシステムがしっかり整っているため実現できるんだそうです。当然、送料や廃棄・リサイクルの費用はつくり手負担となるのですが、三条特殊鋳工所さんでは、環境負荷やリサイクルの視点を大切にして、このような取り組みをされています。
UNILLOYのキャセロールには原色など鮮やかな色のラインナップがありませんが、これも環境負荷のかかる重金属を含む釉薬を一切使用していないからなんだそう。
また、UNILLOYのキャセロールを「長く使うため」の工夫もされています。例えば、鍋の縁まで琺瑯加工している点。他の著名な琺瑯鍋は、縁部分は鋳物部分が剥き出しのものがほとんどなんだそう。縁から錆びる心配がなく、安心して使えます。ほかにも、実費負担とはなりますが、琺瑯の欠けや変色が起きてしまった時には、再度琺瑯加工もしてくださるとのこと。
自社製品以外の鍋まで回収してリサイクルしていたり、廃棄を減らすためにも長く使えるような工夫やリペアサービスを行っていたり、と、一貫して環境に配慮したものづくりをされていらっしゃるなと感じます。
ちなみに、数ある色の中でも一番人気は「くろがね」。他の色と違って光沢感のないマットなであることと、内側も黒なので、使い込んでも内側の汚れが目立たないというところが人気の理由。これから一層活躍する機会が増える季節になるので、ぜひこの機会にご覧いただければと思います。
スープや煮物に便利な鍋が、一層活躍する季節。ぜひこの機会にご覧いただければと思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。