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いざというときに頼りになる、日常使いができる防災グッズ
9月1日は防災の日です。災害は予期せず発生するもの。非常時に困らないよう、これを機に備えの確認をしておきましょう。防災グッズは備えているだけで満足しがちですが、非常時にスムーズに使えないと役に立ちません。いざというときに頼りになるのは、押し入れにしまわれた防災グッズではなく、すぐに手に取れる日常使いをしているものです。災害時でも日常でも活躍するものを集めたので、備えの見直しをしてみてください。
日常でも非常時でも頼りになる防災グッズ4選
SONAENO クッション型多機能寝袋
非常時には即座に寝袋に変身するクッション
リビングや車に置いておきたいのが、多目的に使えるクッションです。ファスナーを開けると、非常時の睡眠を整える寝袋に、また寒い季節は防寒に役立つブランケット変身します。一般的なサイズで市販のクッションカバーが使えるため、普通のクッションと並べても違和感がありません。空間にしっくり馴染む防災グッズです。
一般的な寝袋と違い、災害時の使用を想定された作りになっているのが特徴です。貴重品が収納できるポケット、内蔵された枕、顔を隠せるフードは、避難生活で助かる機能。余裕のあるサイズ感や温度調節がしやすいWファスナーなど、快適性も考えられています。慣れない避難生活でストレスを減らしてくれる一品です。
LUMENA/LEDランタン LUMENA 2
携帯性と圧倒的な明るさを両立したLEDランタン
携帯性に優れたLEDライトは、非常灯だけでなくアウトドアや作業灯にも使えるグッズです。コンパクトサイズながら、性能はパワフル。室内全体を照らせる光量があり、停電時のメインのライトとして活躍します。4段階で明るさの調節ができ、最小光量で約100時間連続使用が可能。長引く停電時に心強い味方になってくれます。
キャンプでは木に吊るして外灯代わりに、災害時はカーテンに挟んで室内灯に。付属のマグネットフックやカラビナを使えば、目的や場所に合わせて様々な方法で設置できるのが魅力です。充電バッテリー内蔵なので、スマートフォンの充電に使うことも。灯りと電源がこれ一つで確保でき、2つの安心が手に入ります。
エムパワード/ベース
太陽光で充電できる、電池不要のLEDライト
災害時では乾電池は早々に完売してしまいます。電池切れの不安を解消してくれるのが、ソーラーパネルで充電できるLEDライトです。連続50時間の点灯ができ、31個のLED電球を使っているため明かりの強さも十分。災害時はメインの非常灯に、普段はベッドやベランダ周りの光源にと、多目的に使うことができます。
コンパクトかつ軽量で、持ち運びや収納に困らないのも魅力の一つ。軽々と持って移動できるので、荷物があるときも負担になりません。使わないときは折り畳むことができ、スリムな収納が叶います。スマートフォンの充電ができるのも頼もしいところ。連絡や情報収集に欠かせないスマートフォンは、非常時の生命線です。
NIZYU KANO/ライトナイロンサコッシュ S
貴重品入れに使いたい、撥水機能つきサコッシュ
「ちょっとそこまで」に便利なサコッシュは、日常の買い物や散歩だけでなく、災害時の貴重品入れにも使いたいバッグです。現金や鍵、身分証、健康保険証、通帳のコピーといった最低限の貴重品をサコッシュに入れておけば、避難時も慌てずスムーズ。普段使いをしているバッグなら、確実に貴重品を持ち出すことができます。
撥水機能があるため、悪天候での使用も安心です。大切な貴重品を雨や水害から守ることができます。「撥水機能つきのサコッシュ」というとスポーティーな印象がしますが、こちらは光沢感を抑えた生地で、落ち着いた大人っぽい雰囲気。シワ加工も相まってカジュアル感が少なく、日常の装いに合わせやすくなっています。
暮らしに馴染むグッズで気負わず災害対策を
普段使いができる防災グッズは緊急時に持ち出しやすく、一刻を争う事態で頼りになる存在です。使い慣れているから焦らず扱え、余裕を持って対応できるのも良いところ。日常的に使うだけで、自ずと災害対策に繋がります。暮らしに馴染む防災グッズを上手に取り入れ、安心と快適性の両方を手に入れたいですね。
文・構成/江田紗華
スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。