みんなの愛用品
シンクに置きっぱなしのズボラでも許される、木のスープカップ
こんにちは、バイヤーの畠田です。
みなさま、朝食はパン派ですか?ご飯派ですか?果物やグラノラなどを召し上がる方も多いと思います。
我が家は元々、朝は焼くだけで済ませられるパン派なのですが、定期的に「食べ飽きてしまう」タイミングがやってきます。そんな時はホットサンドにしてみたり、ジャムやトッピングを変えてみたりいろいろ工夫するものの、もう食パンすら食べたくない、ということも……。
そんな時に、これなら食べられる、と思って始めたのが「朝スープ」です。焼くだけのトーストと違って少し準備時間は必要だけど、夜ご飯と一緒に作って朝は温めるだけにしておいたり、インスタントのスープに少し野菜を足すだけなどにして、なるべく手間をかけずに、無理なく続けられるようにしています。
朝スープは、朝からしっかり野菜が摂れて、工夫次第でバリエーションが無限大。ルーティンとしてこなしがちな朝ごはんの時間の満足度が上がるのでぜひみなさまにおすすめしたいです。特に寒くなってからは、じんわりと身体全体があたたまることで、よし動くぞ~と一日のスイッチが入る感じがします。
木のスープカップが使いやすい3つの理由
朝スープが日常化したことで、最近新たに迎え入れたのが「薗部産業/スープマグカップ(写真中央)」です。
これまで、味噌汁など和のスープには、木製の「銘木のお椀(写真左)」、クリームスープなど洋のスープには陶器製の「masamura craft/Terre マグカップ(写真右)」を使っていました。洋風のスープにも似合う木のマグカップが欲しいなと思ったのが、スープマグカップ購入のきっかけです。
木製のマグカップと陶器製のマグカップを両方使ってみて、「木の器はスープカップとして使い勝手が良い」ということを実感しました。
使いやすい理由のひとつめは、手に持っても熱くないこと。木は隙間がたくさんあいた構造になっているため、熱を伝えにくいという特徴があります。作りたてのスープは器にそそぐと熱くて持てないことも多いのですが、こちらはほんのりあたたかくなる程度。しっかりと手で器を支えて持ち上げることができます。
もうひとつは、中身が冷めにくいこと。これは手に持っても熱くないことと同様、熱を伝えにくいから。あたたかいスープを長時間あたたかいまま食べることができます。
最後に、器自体が軽いこと。スープカップの場合、置いて食べるよりも手に持って口元までもっていくという使い方をすることが多いと思うのですが、同じサイズ感のスープカップで比べても木製は陶器製に比べて軽く、スープがなみなみと注がれていても軽くて持ちやすいのです。特に、こういった指をかけて使う器の場合は少しでも軽いほうが使いやすいなと思います。
洗わず夜まで放置でも大丈夫
そして何よりありがたいのが、薗部さんが作る木の器は特段手入れが不要で、とても丈夫であるということです。
お恥ずかしいのですが、朝ごはんや昼ごはんで使った食器を、夕方仕事が終わってからまとめて洗うこともよくあります。こんな風にしばらくシンクに放置されているのですが、そんなズボラさも許容してくれるのが、この器の良さ。ウレタン塗装がしっかりと施されているため特別な手入れは不要。浸け置きはNGですが、中に多少水分が残っていようと、シンクが濡れていようと大丈夫なんですよね。
木の器には染み防止のためウレタン塗装が施されていることがほとんどですが、その塗装の質は様々。そして塗装の良し悪しは実際使ってみないことには、消費者からはなかなか見分けることができません。そんな中、薗部さんの器の塗装は質が高く「薄くて均一に、一般的なものよりも回数多く重ねてある」ため、丈夫で長持ちします。
実際に、3年前から同じ薗部さんがつくる「銘木のお椀」をほぼ毎日夕食の汁椀として使っています。たまに誤って一晩水に浸けっぱなしにしてしまったりしますが(決して真似しないでくださいね笑)、見た目は購入時と一切変わらず美しいまま。「10年使える」と言えてしまう薗部さんの木の器の質の良さには、全幅の信頼を寄せています。
見た目や手触りからは塗装感は感じられず、すべすべとした木の肌触りのよさはそのまま、無垢の木を触っているような感覚。見た目・機能性ともに木の器の良いところを最大限活かしながら、手入れに気を遣うというデメリットを払拭した、良い器だなと思います。
ご家族分揃えたい方やギフトとして贈りたいという方のために、ちょっとだけお得な2個セットも作っていただきました。この機会に、ぜひご覧くださいね。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。