みんなの愛用品
便利なパンツの条件を備えたイージーワイドデニム
バイヤーの柳沼です。私は一年365日のうち360日はパンツを穿く、根っからのパンツ派です。本数もかなり持っており、デニムのようなカジュアルなものから、プレスのきいたカッチリ系まで、素材もデザインも様々。最近、服の断捨離をしながら「便利な服とは何か?」を考えていた時に、パッと浮かんだのが、今日ご紹介する「イージーワイドパンツ ライトオンスデニム」でした。
こちら、デニムなだけあり、本当に一年中穿ける便利な服なのです。暑くても、タイミング的にもう夏物は買わないな、という今の時期におすすめしたいパンツでもあります。今も、秋も冬も快適に穿けますから。
イージーワイドだから300日穿ける
一年中穿けるパンツの代表といえばデニムやチノパン。TEEEのイージーワイドもデニムで、実際年間300日は穿けるパンツです。夏も冬も穿ける理由は、ライトオンス(=薄手)でワイドシルエットだから。
夏は風通しがよく、汗ばんでも張りつかない。冬はインナーにレギンスやはらぱん、アンクルウォーマーを着用して体感温度の調節ができます。
薄手といっても、デニムなので透け感はなくシーズンレス。さらに色が「濃紺」で、手持ちの服と合わせやすいのも助かります。
経年劣化が目立たず、洗濯機で洗えます
日常着としては、扱いがラクで洗濯機で洗えるという条件は外せませんよね?長期間の着用で困るのは、私の場合、毛玉など質感の劣化、食べこぼし等のシミが残る、という2点。
こちらはデニムなので劣化しにくいのはお墨付き。さらに気兼ねなく洗濯機で洗えるので、多少汚れても安心です。万一シミが多少残ったとしても、跡や汚れが目立ちにくい濃紺なので、裾の汚れも含めて神経質にならずに済むんですね。
太もものギャザーがすっきりシルエットの秘密
暑さ、寒さに合わせてインナーで調節できるシルエット、扱いのラクさに加え、もう一つのメリットが太ももにギャザーが入った独自のデザインです。
ウエストと太ももと2段階のギャザーになっていることで、ヒップまわりが膨らみ過ぎず、腰回りがすっきり見えます。さらに、太もものギャザーから下がふわっとAラインになり、デニムながらもほんのり女性らしい雰囲気に。
身長165cmの自分の場合、靴とのバランスを見ながら、8分と9分丈の間で穿くことができる「総丈91cm」というサイズも便利。この丈と、スカートっぽく見えるシルエットが、合わせられる服と靴の幅を広げてくれています。
最近自宅でのデスクワークが増えて実感するのは、長時間座っていると、脚を組んだり崩したり、片足を曲げて膝にのせてみたり、と結構足を動かすんですよね。そんなときに、やっぱり天然繊維のワイドパンツが気持ちいいのです。
デスクワークも家事もしやすく、このまま買い物に出ても「手抜き感」や「生活感」はゼロ。たまにお店のガラスに映るシルエットはロングスカートのようで、ちょっとテンションが上がります。
本当に365日中300日は快適に穿けるイージーワイドパンツ。コロナの影響で追加生産が見合わせになり、ちょっぴり在庫が少ないですが、便利な日常服をお探しの方にぜひともおすすめしたい一着です。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。