ミニマムな機能美が生む美しさ
老若男女問わず、直線的な美しさが好評のENVELOPEシリーズ。こちらは同じ革を使った名刺入れです。
非常にやわらかくなめされた革を使っていますので、手に吸いつくような感触です。敢えて裏張りはせず、革そのままの裏地になっていますが、それがやや起毛していることで(スエードのような質感です)、自然と滑り止めの役割をしており、名刺が飛び出したりしにくくなっています。また革がやわらかい為、薄く小さく見えますが、意外と名刺の収納力は高く、入れてみると結構入ります(でも、見た目をきれいにお使い頂くには、10枚程度がおすすめです)。
黒い革製で、開くと上下にポケットがある名刺入れ。こういった仕様のものはどこにでもありそうな定番のカタチ、と思いきや、この名刺入れは実際に手にとって見ると、どことなくかっこよくスタイリッシュな雰囲気があります。その理由は一般的な名刺ギリギリに作られたサイズ。さらにマチがないので、かなり薄く見え、それがスマートさを生んでいるようです。
ENVELOPEシリーズの大切なテーマの一つが「無駄なものをそぎ落としたところにあるデザイン」。この名刺入れも、最低限の名刺をシンプルに持つことを考えてデザインされました。直線的な美しさはそのままに、ミニマムな機能美が溢れています。