トイレで「ぎくっ」とならないために
買い忘れで慌てたりしないように、トイレットペーパーは常に常備して、できれば使う際にすぐに取り出せる場所に置いておきたいもの。備え付けの棚があれば良いですが、ない場合は縦積みするしかなく、せっかくならすっきりとした空間にしたいところが台無しです。デザイナーの山崎氏が新たに考えたトイレットペーパー置きは、敢えて横に倒してピラミッド上に重ねていくタイプ。2連タイプなら下に2個、上に1個の合計3個と、当座のトイレットペーパーの取替え用には十分な数を置くことができます。薄いステンレスのトレイがちょうどペーパーのロールサイズにぴたりと合い、ペーパーを置くとトレイ自体がほぼ見えなくなり、トレイの存在そのものを隠すことで、ペーパー自体をすっきりと美しく飾ることができます。3連タイプと重ねれば、2段、3段と積んでも安定して置くことができます。
コンセプトは「少し新しい日用品」
デザイナー山崎宏氏によって設立された「YAMASAKI DESIGN WORKS(ヤマサキデザインワークス)」は、ステーショナリー、テーブルウェア、インテリア小物など幅広いジャンルで多くのデザインを手掛けています。「これはこういうモノ。そう思って無意識にあきらめていることがたくさんあるのではないか。ではあきらめなかったら、どうなるのか。そういう仕事をしていきたい」と語る山崎氏は、モノに対する固定概念を崩し、”少し新しい日用品”を提案し続けています。