掛けた瞬間から至福のふわふわ感に包まれる、「LOOM&SPOOL」の軽くてあたたかい国産ニューマイヤー綿毛布。お肌に触れる部分が綿100%なので静電気が起きにくく、吸湿性や通気性が良いので朝まで快適に眠れます。「毛布のまち」と言われている大阪府泉大津市の中で、唯一糸から毛布の完成まで一貫生産している専門工場で作られた一品です。
ふわっふわの両面起毛に包まれる幸せ

この毛布の一番の特徴は、何と言ってもふわふわ、もふもふとした綿の肌触りにあります。
こちらはいわゆる「ニューマイヤー」と呼ばれている毛布。生地をニットのように編み上げ、さらに両面の毛羽の繊維を掻き出して仕上げているので、織っているものよりもやわらかく、空気を含んであたたかいのが特徴です。

実際にくるまって寝てみると、本当に至福。特に体に近い内側は毛足が長くて気持ち良く、パジャマにおおわれていない足先や手、顔などを、毛布に擦り付けてしまうほど。眠る前に毛布を掛ける瞬間が毎日楽しみになりました。
綿ならではの良さ

ニューマイヤー毛布といえば、一般的にはアクリルやポリエステルなどの化学繊維素材のものが多く出回っていますが、こちらはお肌に当たる部分が綿100%。静電気が起こりにくく、吸湿性や通気性が良いので朝まで快適に眠れます。
ちなみに、お肌に当たらない部分(糸を束ねているところ)には、一部ポリエステル糸を使っています。これは、ポリエステル糸の方が綿糸をつかむ力が強くてしっかりとしており、毛羽が落ちにくく丈夫になるというメリットがあるから。
お肌に当たる部分(毛布の大半を占めます)は全て綿100%で、綿の良さを最大限に活かしながら、より品質を高めるために補強するところは補強する、という考え方で作られています。

また、この毛布に使われているのは、古くから綿栽培の歴史があるインダス川近くで栽培された綿花。弾力があってしなやか、しっとりした風合いで毛羽が出にくいという特徴があります。
その綿から生まれた糸を使っているので、毛布にすると、ふっくらとしていて嵩(かさ)がある状態に。ふっくら肉厚な風合いが、体をしっかりと包みこんでくれる感じに繋がっているのかもしれません。
そして見た目の嵩の割に軽いので、お子さまやご年配の方が使った時も、体の負担になりにくく使いやすい仕上がりです。
抽象画のような、絵になる毛布

水彩や水墨を思わせるような淡い色合いと繊細なグラデーションの柄も、この毛布の魅力のひとつ。世の中の毛布を見渡してみると、無地や花柄のものはよく見かけますが、抽象画のような色柄の毛布にはなかなか出会えません。
こちらは、LOOM&SPOOLの廣瀬友子さんが、柄のデザインはもちろん、企画からものづくりのディレクションまで全てを行われています。

この毛布が作られているのは、国産毛布の90%近くが生産されている大阪府泉大津市。泉大津はその昔、綿栽培の場所のそばにあったことから毛布づくりが盛んになり、今では毛布のまちとして知られています。
そしてそんな泉大津の中でも、唯一糸から毛布になるまでを一貫生産しているのが森弥毛織株式会社。熟練の職人の方々が、どの工程にもこだわりをもって作っているので、質の高い毛布が出来上がります。

優しく繊細な表現をするのに、なんと6版もプリントを重ねているのだそう。ずれたらアウト、やり直しの効かない難しい工程ですが、職人の方の長年の技術をもって、ニュアンスのある色柄が実現されています。
「実家の毛布」のような存在に

「実家の毛布」のように長く使われ続け受け継がれていくようにという思いから、タグには名前や日付を書き込めるスペースが設けられています(油性ペンをご使用ください)。家族がいる場合は誰の毛布かわかるように書き込んだり、使い始めの日付や記念日などを記しておくことができます。

ギフトボックス入りなので、お誕生日、ご結婚、お引越しなど、ライフステージの節目の贈り物にもぴったり。ボックスは、シーズンオフの際、保管いただくのにも便利です。
洗濯後の風合い変化について

左は新品、中央は洗濯ネットに入れて手洗いモード+柔軟剤使用、右は通常コースで5−6回洗濯した状態
繊細な起毛加工が施されているので、洗濯機の通常コースで洗うと風合いを損なう可能性があります。こちらはお手入れの方法によって長持ちさせることができます。洗濯ネットに入れて手洗いモード+柔軟剤使用をいただくのがおすすめですので、お手入れの際はお試しください。

秋冬は、毛布+布団の組み合わせで使うのはもちろん、ニューマイヤーは軽くて布団がつぶれにくいので、布団の上から掛けて保温力を高めるのもおすすめ。また、室温が25度前後の季節の変わり目は、綿毛布1枚で快適に過ごすことができます。3シーズンに渡って重宝する一品です。