素材の良さを実感できる牛革製
文庫本サイズの牛革のブックカバー。KAKURAを象徴する素材の一つ、ナチュラル仕上げの牛革を使用し、ハンドステッチをアクセントにしたシンプルなデザインが魅力です。
この革は、環境に配慮した染色技法で、加工行程を必要最低限にとどめ、できるだけ軽く、そして革本来の風合いを楽しめるような仕上げになっています。革の裁断から縫製まで、全工程を手作業で行うのがKAKURAプロダクトの特徴。人の手のぬくもりを感じさせる味わい深い表情と、素材の自然な姿が持つ力を感じさせるブックカバーです。
伝統的素材をものづくりに活かす
KAKURAでは、紙・土・竹・革を使った物作りをしています。紙は、風合いの良いものを選び、折る、貼る、綴じるという行程もすべて工房で行います。革はできるかぎり環境に配慮した染めを依頼し、一枚革から手作業で切り出し、縫い穴を開け、一針ずつ手縫いしています。土は石原ゆかりの作品づくりからスタートした素材。頭で思い描いた形を指先に伝え、土をスライスして切り出していく 製造方法を多くとっています。またそれぞれの素材を掛け合わせることで、どこにもない存在感の製品が生まれます。シンプルであることは誤摩化しがきかないということ。そこに敢えてチャレンジし続けます。