カシミヤの専門ブランドA’DOS(エイドス)のストールのお取り扱いが始まりました。カシミヤの巻物と言えば、当店ではすでに別ブランドのストールとスヌードの人気アイテムを販売中。でも、A’DOSのストールは、この人気アイテムトップ2とは違う個性があります。それは、体をすっぽりとくるむ事ができるほどの大判サイズであるという事。curum(くるむ)という、特徴がそのまま商品名になったこちらは、大判なのに薄手でアレンジ自在。巻物好きを唸らせる一品です。
柔らかい最上級のカシミヤ

A’DOSのストールで使用しているのは、外モンゴル、アフガニスタン等、カシミヤヤギが生息している地域の中でも、最も質がいいといわれる内モンゴルのカシミヤです。

原毛を直接買い付けし、それをそのまま内モンゴル自治区内の工房でストールにしています。原料から商品にするまでの工程の間に商社などを挟まず、カシミヤ専門ブランドならではの、独自ルートを築いているんです。
上質の原毛を糸にし、ストールにする工房は、トップメゾンのカシミヤアイテムを数多く手掛けているので、その技術力と完成した商品の質の良さはお墨付きなんです。
軽さと暖かさの秘密

こちらのストールの最大の特徴は、230cm×100cmというサイズ。一般的に大判と謳われているストールでも、200cm×70cmほどなので、いかにこのストールが大判なのかがわかります。

そうなると、気になるのが重さ。大判の巻物は、肩や首に負担がかかるのでは?と思う程、重いものも少なくありませんが、curumは約230gほど。実際に巻いてみるとノーストレスで、歩くとふわっとストールが舞うくらい、薄手で軽いんです。
その軽さの秘密は、特殊な製法で作られる糸にありました。curumのストールは、もとは水溶性のビニロンという化繊の綿とカシミヤをブレンドした糸で織られます。このストールを熱いお湯に通すことで、ビニロンが溶けてなくなり、カシミヤ100%のストールになるんです。ビニロンが溶けたことで、糸は中空状態。そこに体温で温まった空気を含むことで、大判なのに軽くて暖かいストールとなるんですね。
アレンジ自在の大判サイズ

230cm×100cmの大判サイズのストールは、首に巻くだけではなく、ひざからかけたり、体をすっぽりと包んだりと汎用性は抜群。

一般的なサイズのストール(左)と比較してみましたが、一重巻きだとこの通り。薄くて程よくボリュームがあるのがわかります。

肩掛けしても、幅が100cmで広すぎない為、重い感じにはなりません。

こちらは、緩く一回巻いて、片方の端を中に入れ込んだだけ。簡単なのに、巻物好きの方しかできないようなアレンジに見えるのもポイントです。

足元からじわっと冷えてくる季節なので、すっぽりと足先までくるむのもいいですね。

薄手なので、スヌード風に巻いたり、前部分を結んだりとアレンジがしやすいので、驚きました。

カラーは全4色。カシミヤ本来の優しさを実感できる無染色のベージュ(左上)、どんなコートにも合わせやすいライトグレー(右上)、巻いた時に高級感が生れるネイビー(左下)、モードな印象のブラック(右下)です。

間に商社などを挟まず、自分たちで原毛を買い付け、ストールにするところまでを一貫してやっているからこそ実現できた価格とありそうで無いサイズ、そして他にはない薄さでストールを作っているところに、カシミヤ専門ブランドの「らしさ」と「プライド」を感じます。

上質で少しだけ他と違うサイズ感のストールは、審美眼を持つ大人の女性のための一本です。