breezy blue/コード刺繍ストール サックス 【先行販売】つけ衿のような雰囲気で使えるストール

昨年秋に初めて桐生を訪れました。
群馬県の東部に位置する桐生市。
かつては「西の西陣、東の桐生」と言われ、
高級織物の一大産地だったところです。



きれいだった赤城山と渡良瀬川。
地元の方は「いやー、さびれちゃって
桐生はそんな観るところないよー」と
謙遜されていましたが、とんでもない。

やはり過去に栄華を極めた土地には、
その時代の名残がそこかしこにあるもの。
現代からすると信じられないほどに高級で
贅沢な品々を作っていた土地なので、
受け継がれてきた文化や技術の成熟度が
やっぱり違うのです。

ブレスレット／misa ベビーパール

breezy blueのコード刺繍のストールは、
桐生で作られています。
昔は桐生織の着物に合わせる高級帯を
作っていて、後に転進して刺繍屋さんに
なった工房と、デザイナーの竹澤さんとの
二人三脚で生まれた一枚です。

手持ちの服が蘇る！そんな存在感がある

つけ衿のような、アクセサリーのような

このストールは、一見「上級者向け？」
と思えるようなアイテムかもしれません。
「コード刺繍」といって、リボン状の布を
刺繍で縫い付ける方法で仕立てられて
おり、遠目にはレースのように見える
ストールです。



この柄をデザインしたのが、
breezy blueの竹澤さん。
モチーフになっているのは、英国に
そのルーツを持つペイズリー柄です。

太めの線で、グラフィカルに表現された
ペイズリーは、桐生の刺繍で描かれた
からこそ、の独特な存在感。
ペイズリーにありがちなギラギラした
感じがまったくなく、一方で、レースに
ありがちなゴシック過ぎる感じもなく、
普段使いしやすいけど、それなりに
華もある、絶妙なまとめ方ですよね。



こんな感じで、さらっと巻いても素敵。
コード刺繍ならではの立体感が、
いわゆるストールやスカーフとは、
また違った雰囲気を演出してくれます。

コケットのゴブランハンドバッグ

でも、個人的には、コートの下から
ちらっと見せる、こんな使い方がおすすめ。
サラッと肩からかけるだけ、手持ちの服が
まったく別の表情になると思いませんか？

つけ衿のようでもあり、アクセサリーの役割も
果たしてくれる新感覚のストールです。



明るい印象の「ベージュ」と、
シックな「キャメル」に加え、
新色のブルーが仲間入り。
全3色になりました。

軽くて、華やかだけどカジュアルにも使える。
程よい透け感で、意外にもオールシーズン
違和感なく使えるデザインというのが
素晴らしい。

シャツ／中川政七商店の綿麻チュニックシャツ

シンプルな服の組合せに、何か一つ足したい。
そんな時に、コーディネイトも気分もぐっと
上げてくれるレースストールです。