紫外線が気になる季節は、半袖やノースリーブの上にさらっと着られる羽織りがあると便利です。ただ、日本の夏は気温が高いだけではなく、湿度も高いので、蒸れによる不快感を感じることも多いはず。そこでいいなと思ったのが、ガーゼの専門ブランドao（アオ）のガウンでした。

日焼けしてデリケートになる肌にも刺激が少ない、ガーゼならではの優しい着心地のガウンは、蒸れの解消やすっきり見えなど、着る人のことを考えつくしているのがわかる一着です。

高い技術力によって生まれた上質素材

aoは、新潟県糸魚川市に自社の縫製工場をもつファクトリーブランド。私たちが普段から慣れ親しんでいる目の粗いガーゼや目の細かいベビー用のダブルガーゼ、保温性のあるトリプルガーゼと、一口に「ガーゼ」と言っても、その種類はさまざまです。aoは、そのガーゼ素材使いにこだわり、長年培った高い技術力でもの作りを続けています。

暁雲（ぎょううん）

そもそもガーゼとは、糸をゆるく撚り、縦横交互にあまく織った生地のことを言います。ガーゼ生地の特徴は吸湿性が高く、速乾性、通気性に優れていることです。通気性がいいということは、洗濯をしてもすぐに乾くという事。汗を多くかくので、洗っては着てを繰り返す春夏シーズンには最適だと思います。

日避けしながら蒸れも解消できる

淡藤色（あわふじいろ）

胸元にボタンを一つだけつけたシンプルな型ですが、よく考えられているなと思うポイントがたくさんあります。

暁雲（ぎょううん）

まずは、胸元にギャザーを寄せてふわっとさせているところ。空気が籠らず、汗をかいて肌に張り付いてしまうという不快感がありません。一方、襟元はボリュームを出さずにシンプルにすることで、顔周りはすっきりとさせています。

撫子（なでしこ）

張り付かないためにボリュームを出すところと、着た時にすっきりとさせるところがちゃんと考えられているなと感じます。

軽くて皺が気にならないので、様々なシーンで活躍する

白

一重ガーゼを使用しているこのガウンは、ロング丈ですが重さは約220g。同じような着丈のワンピースの約半分くらいの軽さなので、ストレスなく、ふわっと肌に触れるガーゼの着心地を楽しめると思います。

暁雲（ぎょううん）

ガーゼ素材はシワが目立ちにくいのがいいところ。外出先で脱いでも、クシュっと畳めるのも良いところです。

淡藤色（あわふじいろ）

軽くて皺が気にならないので、普段使いはもちろんですが、旅行シーンでも重宝すると思います。

白

日本の伝統色を引用したカラーバリエーションで、ぱっと見は派手に見える色でも、着るとすっと肌に馴染むのがいいところ。ガーゼ専門ブランドが、着る人のことを考えつくして仕上げた技ありのガウンをぜひお試しください。