Kilka
パラレルワーク・ウーマンアワード
“働き方改革”に、「副業・兼業」「女性が活躍しやすい環境整備」といった要項が盛り込まれる中、エンファクトリーでは、2011年の創業以来「専業禁止」という人材理念を掲げ、パラレルワークを推奨して参りました。
弊社で副業する社員は全体の6割にあたり、社員の活動の様子は各種メディアで多数取り上げられています。また、本年6月には“はたらく人に、快適で自由な時間を”というコンセプトのアパレルブランド「Kilka(キルカ)」も手掛け、働く女性を応援しております。
このような背景から、副業・兼業を実践する女性をロールモデルとして紹介し、さまざまな働き方を支援すべく、「Kilkaパラレルワーク・ウーマンアワード」を企画しました。
about Kilka
Kilkaとは?
世の中は便利になっているのに、何かと時間に追われる日々。服を洗って、干して、アイロンをかけて、家で洗えないものはクリーニングに出して。忙しい日々の中で、服のお手入れに時間を使っていたら、あっという間に時間が過ぎていきます。でも、シワのついた服で出かけたくないですよね。
昔、家事育児に追われていた女性たちへ洗濯機や食洗機が「自由な時間」を届けたように、はたらくすべての女性たちへ、この服を通じて「快適で自由な時間」を届けたい。そんな思いから、Kilkaの服づくりは始まりました。
judge
審査員
若宮 和男Kazuo Wakamiya
女性の感性を活かす全員複業スタートアップuni’que代表。ランサーズタレント社員、一級建築士
審査員
森川 さゆりSayuri Morikawa
結婚情報誌ゼクシィ、All Aboutの編集長などを歴任。現在はメディア企画等を手掛ける株式会社プラス・ビジュー代表。
comment
女性が秘めた能力を発揮してマルチに活躍する姿は、美しいですね。今回、審査させていただき、まず、そのことを強く感じました。受賞者の皆さんに共通するのは、本業でかなりの力を発揮されているということ。本業での活躍の上にこそ、次の仕事のステージが広がるのだと実感しました。
「いまの仕事が合わない」「自分らしさを発揮できていない」という女性達の悩みを聞くことはありますが、まずは目の前の仕事にしっかり向き合う大事さを受賞者の皆さんから学ぶことができます。一つの仕事がうまくいけば、そこから新しい好奇心が芽生え、新しい可能性が生まれる…「楽しい!」そう思いながら働いている人にこそ、チャンスが巡ってくるのですね。
パラレルで働くことは側から見ると大変そうに思いますが、それが素晴らしい挑戦であることは、彼女達の輝くような美しさを見れば一目瞭然です。
award winners
サイボウズ株式会社
明石 悠佳Yuka Akashi
1992年生まれ、京都出身。2015年に新卒でサイボウズに入社し、1年半製品プロモーションの経験を経たのちコーポレートブランディング部へ異動。現在は「サイボウズ式」の企画編集や、企業ブランディングのためのコンテンツ制作を担当している。2018年1月から複業でフリーランスの編集者/ライターとしても活動を行っている。Webコンテンツの編集ライティングに加え、今年は書籍の企画編集にも挑戦中。
株式会社ビースタイル
柴田 菜々子Nanako Shibata
踊る広報。静岡出身。主婦に特化した人材サービス会社ビースタイルに新卒で入社。入社時(2013年度)より広報業務を担当。上司と2名で、年間メジャー掲載数を3年間で5倍に伸ばす。また、2015年より仕事とダンスの両立を目指し、同社にて週3日正社員へと働き方を変える、週4日はダンサーとしてパラレルキャリアを実践。そのライフスタイルが注目され、<日経MJ・プレジデントファミリー・ELLE>等20媒体以上で取り上げられる。
株式会社ベイシズ 執行役員
流郷 綾乃Ayano Ryugo
リレーションズクリエイター。1990年生まれ。中小、ベンチャー企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立。スタートアップや大企業に対し、ブランディングからマーケティングまで 一貫した広報戦略コンサルティングを提供。その後、PR、営業、マネジメントなどの共通課題が「関係性創造」であることに気付き、自らを「リレーションズクリエイター」と再定義。同活動に注力し、パラレルワーキングを実践中。
埼玉テレビ
岸田 彩加Ayaka Kishida
1985年生まれ、北海道出身。大学卒業後、NHK室蘭放送局・キャスター、北海道テレビ放送・アナウンサーを務めた後、2015年より活動の場を東京に移し、TBSニュースバード・キャスターなどを担当。現在は、埼玉テレビアナウンサーを本業としながら、大手企業の広報担当、執筆活動などを副業としている。
award
授賞式を行いました
弊社エンファクトリー主催の副業女性を応援する、「Kilka(キルカ)パラレルワーク・ウーマンアワード2018」授賞式を、2018年10月31日(水)に開催しました。
記念すべき第一回では、様々な領域でマルチに活躍する4名の女性が受賞者に選ばれました。
comment
本業の“スキル”を活かし複業する明石さん、ダンサーという“やりたいこと”と並行し両立して働く柴田さん、一見バラバラな沢山の仕事を“リレーション力“で掛け持つ流郷さん、アナウンサーの“話す・伝える”力を軸にお仕事を展開されている岸田さんと、「複業」と一口にいっても全くタイプの違うみなさんが揃ったのがとても象徴的でした。
「女性活躍」「複業」をキーワードに自社を経営していて実感するのも「女性の活躍のかたちは男性以上に色々」ということ。「男性に伍してタフワークしマネージャーに昇進」という既存の女性活躍とはちがう新しいロールモデルは、とてもカラフルで自然。みなさんの気張らない柔らかい笑顔がそれを証明していました。