MB/ウールリネンヘリンボーンコート 3シーズン活躍、羽織るだけで決まる上質ウールリネンのコート

最近は本格的な冬が来るまでは気温の高い日も多く、アウター無しでは不安だけれど、かといって厚手のコートを着るほどではない……という時は、何を着ようか迷ってしまいます。そこでおすすめしたいのが、天然素材の魅力を活かしたシンプルかつ機能的なアイテムづくりで定評のあるMB（エムビー）の「ウールリネンヘリンボンコート」。

ボタンを上までしめるとすっきりとシャープに見え、さらりと羽織ってもさまになります。ドロップショルダーで肩回りにゆとりがあるため、薄手のトップスから厚地のニットまで合わせやすいのも嬉しいポイント。巻物やウォーマーで温度調整しながら、秋から初冬、春先と、真冬以外のはおりものとして長く着ることができます。

国内でも限られたメーカーしか作れない、ヘリンボーン織りのウールリネンはとても希少な生地です。その生地を、国内の工場で一着一着丁寧に仕立てています。

職人の技が結集した、唯一無二の素材

チャコール

リネンと言うと、夏の素材という印象があるかもしれません。でも実は、通年で着られる素材。繊維に多くある空洞が寒い季節はあたたかな空気をしっかり溜め込んでくれるので、保温性にも優れているんです。

こちらは良質なヨーロッパリネンにメリノウールを加えヘリンボーンに織り上げた生地を使用しています。ふっくらした質感と、洗いざらしたような独特の風合いがなんとも美しい素材です。作れるのは日本でも数少ないテキスタイルメーカーだけという、大変希少な素材です。

複数の素材をブレンドする場合は、たとえばウールなら他の獣毛など、性質の似通ったものどうしを合わせることが一般的なのですが、植物繊維であるリネンと獣毛であるウール、異なる性質の素材を交織して生地にするのは技術的には大変難しく、限られた職人さんにしかできないことなのだそう。

モデル身長165cm、モカ着用

高い技術に裏打ちされた唯一無二の生地は、ドレープの美しさも特徴です。羽織るだけでいつものコーディネートをランクアップさせてくれます。

着やすさにこだわった、素材を生かすシンプルデザイン

左：モカ、右：チャコール

生地の美しさを生かすために、デザインは極力シンプルになっています。やや立ち上がった襟元は、ボタンを留めても外してもサマになるように、計算されたシルエットです。織地やドレープの美しさが引き立つよう、ポケットも脇に配してすっきりとさせています。重ね着をしてもゆとりのあるドロップショルダーだから、肩の動きを妨げないのも嬉しいポイントです。

裾のサイドスリットは、コーディネートに変化や動きも生んでくれます。

秋から初冬、春先にも活躍。着用期間の長いコート

シャープなシルエットですが、ゆとりがあるので、ボリュームのあるニットとも柔らかな春先のブラウスとも好相性でインナーを選びません。背中にはタックが施され、適度なゆとりを持たせてくれるので、中に着込んでもシルエットはもたつきません。

すっきりとした首元のデザインだから、巻物をコーディネートしやすいのも嬉しいポイントです。秋から初冬、春先に少し肌寒い日は、ボタンをきちんとしめて、ストールやスヌードをプラスすれば、首元からの冷気をシャットアウトして暖かく過ごせます。

真冬や、屋外にいる時間が長いという場合には向きませんが、暖房のきいた車や電車、店舗の中で過ごす時間が多い時にはぴったりです。

身長160cm（9号体型）、チャコール着用

こちらは身長160cmのスタッフが着用したところです。ふくらはぎが隠れる着丈で、袖は手の甲にかかるくらいです。長めの着丈がドレープの美しさとマッチしていて、「ハンガーにかかっている時よりも、着たほうが断然かっこいい！丈もしっかりしているので、これなら11月くらいまで活躍しそうです」とのことでした。

身長153cm（7号体型）

こちらは身長153cmのスタッフが着用したところです。小柄さんには向かないかも、と心配でしたが、着てもらうと「小柄な人にも合いますね！」とスタッフ本人もびっくりするくらい良く似合っていました。

袖は少し長かったので、二折りするとちょうど良くなりました。

コーディネートを選ばず、羽織るだけで雰囲気が良く見えるコートは、普段も特別な日も手に取りたくなる一枚。天然繊維を贅沢に使いつつ、薄手で軽く、温度調節しやすいコート。今の時代に一番活躍するコートってこういうもの、そんな気の利いた仕様だと思います。