ビニールや布のスリッパは新品の時がいちばん「良い状態」。使うほどに汚くなってしまいますが、この室内履きは違います。

スパンコール ホワイト

バブーシュは、使い込めばどんどん自分に合った履物になっていく室内履き。見た目のかわいらしさだけではなく、天然革だからこその良さが詰まった、モロッコの伝統的な履物です。

どんどん「自分のもの」になる履物

左から シンプル こげ茶、スパンコール ナディア、ブロードリー マロン×水色

バブーシュに使われているのは肌触りのやわらかい羊革。使い込んでいくと段々と足の形にあわせて馴染んでいき、左右逆に履くと違和感を感じるようになるほど。

自分の足に馴染んだバブーシュを履いていると、余計な力がかからずリラックスして歩くことができます。

シンプル マロン

履いていくごとに革の色にも変化がでてきますが、「みすぼらしい」というよりは「風格がでる」という印象に。

水や油の汚れには弱いですがそこだけしっかり気をつければ、長くお使いいただくことができます。

軽くてやわらかい、抜群の履き心地

バブーシュの魅力を実感するには、出来れば裸足で。というのも、外側だけでなく内側も天然羊革なので、蒸れずに快適にお使いいただけるんです。

革は湿度の変化に応じ、水分を放出し吸収するため、内側を快適に調湿してくれます。「革は呼吸する」と言われ、長い間靴の理想的な原料とされている理由もこの透湿性が理由です。

底面にはクッション性のある綿が入っており、ふかふかとした履き心地。歩きやすくてぺたぺたという足音がしないので、階下への生活騒音が気になる方にもおすすめです。

軽さは約95.5g。当店でお取り扱いしているものだと、SASAWASHIパイルスリッパMで約165g、room’s スリッパMで約200gなので、一般的なものに比べても軽いことがお分かりいただけるかなと思います。

ぺちゃんこにしても型崩れしないので、ホテルや移動の飛行機で履く用のトラベルスリッパとして手放せない、という方も多いんだそうです。

シンプルなコットン袋が付属しているのでそのまま持ち運びにも使えますし、使わない季節の保存袋としても良さそうです。

華やかで豊富なデザイン

あと、バブーシュの魅力は何と言っても、そのデザイン。

もともと住宅や身に着ける服も鮮やかな色が多い色彩豊かなモロッコで日常的に使われる履物なので、スパンコールやフリンジのついてるもの、刺繍のあるもの、と、色やデザインも様々。乙女心がくすぐられます。

スパンコールは光を受けてキラッと光るのがかわいい

刺繍やスパンコールも、現地の職人さんが一つ一つ手で縫っています。

モロッコに魅せられた女性オーナー

町の雑貨屋などでもよく見られるバブーシュですが、こちらの「Dear Morocco（ディアモロッコ）」のバブーシュは、モロッコに魅せられた日本人女性の宮本さんが、「日本のインテリアにも合うように」と独自にデザイン・生産しているアイテム。

一言に「羊の革」と言っても、シミがあったりきめ細やかさが違ったり、と品質は様々なのですが、ディアモロッコでは普通はバブーシュには使われないような上質の羊革を表にも裏にも使っています。

数あるデザインの中から、ぜひお気に入りの一足を選んでいただき、どんどん「自分の履物」に育てていただければと思います。

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