みんなの愛用品
「10年使える」がイメージできる、まな板の新しいスタンダード

こんにちは、バイヤーの畠田です。
長くバイヤーとして、さまざまなキッチン道具に触れてきましたが、「これは革新的!」と感じるものには、そう多く出会いません。
そんな中でも出会って心を動かされたのが、合成ゴム製のまな板「RUBBER Rubber(ラバラバ)」です。木でもプラスチックでもない独特の使い心地で、刃あたりのやさしさやお手入れのしやすさなど、それぞれの素材のいいところをうまく兼ね備えています。
使い始めてから約2年。これまで不満らしい不満が見つからないほど、日々の料理に欠かせない存在になりました。
そして今回、十分な検証を経て、従来の素材はそのままに「食洗機対応」に。より多くの方におすすめできる、まさに「進化したまな板」です。
2年使っても、変わらない使い勝手と見た目

わたしはこれまで、木製のまな板をサイズ違いで使っていました。ただ、木製で気になるのはお手入れ面。すぐに洗って乾かす必要があったり、漂白ができなかったり、カビに気を遣うという方も多いのではないでしょうか。
その点、気兼ねなく使えるのが、合成ゴム製の良さ。傷がつきにくく乾きも早いので、雑菌やカビが繁殖しにくいという特徴があります。
料理後にシンクに長時間放置してしまったこともありますが、漂白や熱湯消毒もできるので安心。ニオイや色移りも少ないので、キムチや沢庵などの漬物もカットできます。そもそも黒色なので汚れや着色は気にならず、半年使った私物のラバラバも、購入当時とほぼ見た目が変わっていないように思います。

プラスチックのまな板は手軽に扱えて重さも軽くて便利ですが、包丁の切り跡が残りやすく、そこに食材の色や汚れが入り込んで洗っても落ちなくなり、泣く泣く処分…ということがこれまで何度もありました。漂白剤で落とすことはできても、まな板の漂白ってなかなか面倒だったり、漂白剤の匂いがつくのが気になったりしますよね。

RUBBER Rubberは、包丁が当たって沈み込んでも、元に戻ろうとするゴムならではの復元力が働くため、深い傷がつきにくいのが特徴。実際手元で使っているものも、傷跡はほとんど目立たず、表面の毛羽立ちなどもみられません。
しかも驚くのが、表面の汚れや傷が気になったときは、やすりがけをすればきれいになるということ。水を掛けながら耐水サンドペーパー(#100程度)で擦ればOKです。削って使えるのは木のまな板だけ、というイメージがあったのでこれには目から鱗。汚くなったら処分せざるを得ないプラスチック製とは違って、手入れをしながら長く使うことができそうです。
プロが使うまな板の機能性と使い心地を、ご家庭でも

このまな板は、もともと業務用として作られた合成ゴム製まな板「アサヒクッキンカット」のメーカー・パーカーアサヒ株式会社が製造を手掛けています。
アサヒクッキンカットは1965年発売のロングセラーまな板。1日に100匹以上の魚を捌く魚卸売関係の方や、ミシュラン掲載のお寿司屋さんなど、プロの現場で選ばれ続けてきたまな板です。このまな板の耐用年数の目安はなんと「10年」。実際には40年以上同じまな板を愛用し続けているという方がいるほど、耐久性が高いのも特徴です。
アサヒクッキンカットの素材の良さはそのまま、一般のご家庭でも使いやすいサイズ・厚さ・仕様にしたい。そんな思いから作られたのがRUBBER Rubberです。
食洗機使用可能になりました!


これまでRUBBER Rubberのまな板は、耐熱温度の問題で「食洗機不可」のご案内でしたが、品質テストや検証を重ねた結果、家庭用食器洗い乾燥機での洗浄・乾燥が可能になりました。商品の品質は変わっていないため、過去にご購入いただいた製品も同様です。対象は、厚さ8mmの「カッティングボード」シリーズ。厚さ13mmで木粉が含まれる「カッティングボード プレミアム」シリーズは残念ながら対象外です。
これまでも何度かつかい手から「食洗機使えませんか……?」というお問合せをいただいたこともあり、念願という方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎日使うものだからこそ、手入れが少しでも楽になるのはありがたいですよね。
これまで以上に使いやすくなったRUBBER Rubberのまな板。もともと信頼していた使い心地に、食洗機対応という安心感が加わり、ますます手放せなくなりました。使うたびに、「これを選んでよかった」と思える道具です。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。