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手間を省かない実直なものづくり READY OR ORDER

収納力と機能性をあきらめないミニ財布

女性の手にも収まりが良い絶妙なサイズ感のミニ財布。スマートフォンのサイズを参考に何度も試作を繰り返したというだけあって、どこか持ち慣れた感もある一品です。

【インタビュー】すべてのこだわりはユーザーのために。つかい手の立場に立った財布作り

手に収まるちょうど良いサイズ感ながら、収納力も兼備した「POKKE」。良質な素材と、卓越したクラフトマンシップが織りなす、ずっと探し求めていたミニ財布の理想形です。

小回りがきくミニ財布が欲しいと思っても、収納力が物足りない、使いやすさがいまひとつ…そう感じたことはありませんか。

お財布は毎日、何度も使う物。収納力不足や使いづらさは、知らず知らずのうちに自然な動作を邪魔して、思いのほか大きなストレスになってしまっています。

自社内で一貫生産。ファクトリーブランドのこだわりと利点

鈴木:ブランドを立ち上げられたきっかけについて教えてください。

井戸:ライセンスブランドを手がけるメーカーで絵型から型紙を起こしてサンプルを作る部署で働いたのち、26歳で実家の革工房に入りました。ブランドを立ち上げたのは、2005年。「既製品でもオーダーメイドでも、思いのままに」という気持ちを込めて、「READY OR ORDER」と名付けました。

近年アマチュア作家の個人間取引が拡大し、作家と職人の境界が曖昧になってきているように思えます。どちらが良い/悪いというわけではありませんが、100個作ったら100個とも同じものが作れるのが職人。安定した品質を維持できる点に、ファクトリーブランドの強みがあると思っています。

鈴木:老舗の工房がデザインを外注するなど、ものづくりが分業化する流れもあります。そんななか、「READY OR ORDER」では一貫して自社内生産されていますね?

井戸:デザインから、革の見極め、裁断、革すき、型押し、縫製など、何十もの工程をすべて自社内でまかなっております。そうしたケースはとても稀。イメージを誤差なく形へと落とし込み、徹底して品質管理できるのは、自社で一貫生産しているブランドだからこそですね。

作るだけでなく、実際にお客様と対面して販売できるのも強み。ユーザーの意見を吸い上げ、速やかに商品開発に反映できるのも、ファクトリーブランドならではだと思います。

大量生産品にはない「READY OR ORDER」の魅力

鈴木:私自身、実は他社製のミニ財布を使用しているのですが、ここがもっとこうだと良いのにと感じることがよくあります。

井戸:大量生産品の場合、デザインありきで、実際には使わない、使えないギミックのようなものが重視されることが少なくありません。確かに面白みはあるし、直感的に「いいな」とも思わせるんですが、使っているうちに起こりうる不都合が想定しきれていないんです。

「READY OR ORDER」では、製品化される前に、必ず試作品を2カ月ほど使ってみるようにしています。ちょっとした感触のズレを感じたり、違和感を覚えたりするたびに、寸法やフォルムの微調整をミリ単位で繰り返して修正しています。

鈴木:なるほど!初めてなのにずっと使っていたかのような不思議な感覚がある理由はそこにあるんですね。

井戸:使い勝手も同様です。お財布のデザインの大きな決め手になるのが、お札のように畳むことができないカードをどの向きでどう入れるか。たとえばカード収納に膨らみを持たせると、たくさん入れられるけど、落ちやすくなってしまいます。

交通系ICカードや認証カードなど、カードは必ずしも頻繁に出し入れするものではなくなりました。お財布の用途の多様化に合わせて、縁の両側をミシンで縫って、あえて「出しづらく入れづらい」仕様にしています。


「どうしたら最高の財布が作れるのかと、いつも財布のことばかり考えています」とおっしゃる井戸さん。デザインはもちろん、収納力も使いやすさもあきらめない高い品質は、使う人の立場に立ち、緻密な作業をひとつひとつこなしていく誠実なものづくりの賜物です。下町の工房で紡ぎ出される、愚直なまでにピュアな「メイドイントウキョウ」。ぜひお手にとってその魅力を実感してみてください。

取材・文・撮影/鈴木一禾

READY OR ORDER

[Profile]井戸 崇史 イド タカシ

2005年3月、東京都北区東十条の小さな革工房で産声をあげたREADY OR ORDER。READY(既製品)でもORDER(オーダーメイド)でも、思いのままに。
そんな気持ちを込めて名付けたブランドが生み出す財布には、親子3代に渡って受け継がれた革財布への信念と伝統ある技術が宿っています。

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