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アレンジ次第で色々な楽しみ方ができるスカーフ

新鮮な発見や、忘れたくないことに着想を得て描かれたオリジナルの絵を、テキスタイルに落とし込み、スカーフにしました。首元はもちろん、ベルトやターバン、バッグなどにアレンジしてみたり、広げて絵画のように飾ってみたり。日常での様々なシーンにおいてアートをまとい、アレンジ次第で色々な楽しみ方ができるスカーフとなっています。

【インタビュー】mumea前田智子さん「絵柄が活きる、日常に馴染むアイテム」

「静かな冬の、早朝の霧の中」
「夕暮れが湖に反射して一面ピンク色の世界にいるとき」
なんて言われたら、どんな世界を、どんな景色を思い浮かべますか。
その時見た景色、感情はとても儚く、忘れがちなもの。

そんな記憶や気持ちを形として残しているテキスタイルブランド、mumea(ムメア)のデザイナー前田智子さんに、現在に至るまでを振り返りながら、作品に込めている想いをお伺いしました。

ー記憶や気持ちをヒントに絵を描いて作品にしているという前田さん。作品の多くは動物や植物などの自然がモチーフとなっていますが、それは意識的に取り入れられているのでしょうか。

意識的に取り入れているわけではありませんが、幼少期から絵を描くことが好きで、自然がモチーフとなっていることが多かったです。神奈川県育ちで自然に囲まれていたわけではなかったからこそ、憧れがあったのかもしれないですね。

ちなみに、ブランド名のmumeaはスワヒリ語で、植物という意味の単語です。作品も気づいたら幾何学的な柄ではなく、動物や植物などの自然をモチーフとした、有機的な柄のものが多くなっていたという感じです。自然をモチーフとして描くことで表現できるやわらかいイメージが、自分の作り出したい世界観とマッチしているからだと思います。

ー記憶をたどって絵を描き、作品として形に残したいと思ったのには何かきっかけがあったのですか。

今まで気づきもしなかったことにハッとなる瞬間や、苦手だったものがちょっとしたきっかけで急に愛しくなったりする瞬間があるなと感じています。その瞬間の感情や記憶はとても儚く、見過ごしてしまいそうですが、大切に形にして、忘れないようにしたいと思ったからです。

ー初めは働きながら自分の描きたいものを描いていたということですが、仕事をしながら個人の制作を続けるという選択肢もあった中で独立を決めた理由は何だったのでしょうか。

大学卒業後6年間はデザイン事務所で、その後2年間はアパレルメーカーでそれぞれデザイナーとして働いていたのですが、自分の表現したいことをゼロから自由に描き、活動の幅を広げたいという思いから、独立を決めました。

ー自分が表現したいことを自由に描くということですが、作品を作る時のこだわりはありますか。

作品を構成する絵の全てが手描きであることがmumea最大の特徴であり、こだわりです。作りたい世界観に合わせて切り絵をしてみたり、レースやクレヨンを組み合わせてみたり、水彩でにじみを作ってみたりと繊細な世界やキラキラした世界など、作品ごとに異なった世界観を表現するために様々な手法にチャレンジしています。

ーよく見たらそんなこだわりが...!それがmumeaらしさにつながっているんですね。

これまで、自分の絵を日常に落とし込むには、テキスタイルが最適と考えていたので、アパレルやスカーフを中心に制作していましたが、最近新たに、スカーフリングの制作にも挑戦しました。アクリル板の選定や、リングとしてぴったりなデザインの検討など、全て初めての試みでしたが、mumeaの世界観に合ったこだわりのスカーフリングが完成しました。スカーフを身につけることにハードルを感じている方にも、是非スカーフリングを活用して、気軽におしゃれを楽しんでもらえたらと思います。

ー最後に前田さんが作品を通して実現したいことや表現したいことを教えてください。

私にとって絵を描くこととは理解することに近い感覚があります。感情や記憶という形のないものを具体的なイメージに落とし込んで絵にするためには、自分自身と向き合い試行錯誤することが必要です。何事も1つ1つ、丁寧に向き合ってきちんと納得できるまで理解したいという気持ちが私にとっての創作源だと思っているのですが、引き続きそのプロセスを大事に作品を作っていきたいです。

また、絵を描くことを通して、様々な考えや価値観、まだ知らない世界をもっと深く理解したいと思っています。自分の絵が、誰かの気持ちや日常に寄り添えるものであり続けることができれば幸いです。

日々の気持ちや想像を留めた様々な色彩や絵柄の中から、皆さんがそれぞれに合ったデザインを選んでいただけるよう、絵柄が活きる、日常に馴染むアイテムをこれからも作っていきたいです。

nico design

[Profile]前田智子 Tomoko Maeda

2010年多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。
デザイン事務所で広告やパッケージのイラストレーション、アパレル会社でレディースアパレルの絵柄などのデザインを行う。
イラストとテキスタイルの経験を活かし、2019年よりオリジナルの絵をプリントしたテキスタイルブランドmumea(ムメア)を手掛ける。

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