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身に着ける人を想像し生み出すアクセサリー

センス良く並ぶ美しいスワロフスキー

スワロフスキー社の上質なクリスタルを使ったアクセサリー達。
キラキラと輝くアクセサリーは、華やかさだけではなく、丁寧なつくりも魅力です。

【インタビュー】お客様の立場になってデザインされたアクセサリー

昨年、とある展示会でMAKI NUMOTOと出会いました。アクセサリーブースがずらりと並ぶ中、ひときわキラキラと輝いているスワロフスキーのアクセサリー達。目を奪われて思わず足を止め、数分後にはそのものづくりの丁寧さに驚かされたのです。

積み上げてきた経験が線のように繋がった

デザイナーの沼本さんは、超難関といわれる東京藝術大学の美術学部に現役で合格。在学中から「将来は自分でブランドをやりたい」と思っていたといいます。そんな彼女が大学卒業後にまず身を置いたのは、ファッション業界でした。

沼本:最初は雑貨ショップやアパレルブランドで販売員としてスタート。そしてバイヤー等も経験し、ビジネスについても勉強しました。その後、アンティークジュエリーショップの販売員になり、海外への買い付けも経験させてもらったんです。

忙しい日々が続く中、転機が訪れます。ある日、友人から手作りのアクセサリーをプレゼントされたのを機に「アクセサリーブランドを始めよう!」と思い立ったのだそう。とはいえ、当時アクセサリーの制作に関する知識も経験もない彼女は、まずアクセサリーメーカーに入社。ゼロからアクセサリー作りを勉強しました。

沼本:アクセサリーメーカーでは、天然石やパールはもちろん、ナチュラルな木材など本当に色々な素材を扱ってきたんですけど、中でもスワロフスキー社のクリスタルガラスの色の美しさ、きらきらした感じを見た時に、凄い衝撃を受けたんです。それまでは白鳥のマークのブランドという程度の認識しかなかったんですけど(笑)。クリスタルガラスの持つ美しさは他にはないもの。そこにすごく惹かれたんです。

楠:一言でアクセサリーといっても、天然石やパール、真鍮、シルバー、18金など、使われている素材もデザインもブランドによって全く違いますよね。たくさんある選択肢の中で、沼本さんがスワロフスキー社のクリスタルガラスを選んだ理由を知りたかったのですが、一目惚れのようなものだったんですね。

ここまで話を聞いてきて、販売からバイヤー、アンティークジュエリーショップでの経験も含め、彼女が積み上げてきた経験が、ブランドの立ち上げの際に全て線となって繋がっているのだと実感しました。

身に着ける人を決して置いてきぼりにしないデザイン

楠:初めて沼本さんの作るアクセサリーを見た時に、「あぁ、これはあまり見ないデザインだな」って思たんですよね。スワロフスキーのアクセサリーが持つどこか古いイメージを、いい意味で覆された気がするんです。

沼本:ありがとうございます。以前、働かせてもらったアンティークジュエリーショップでは、本物の宝石をお取り扱いしていたんです。今の時代にはないデザインや石自体の美しさに魅了されたんですが、一方で、値段が高くて手に取る方が限られてしまう・・・でもこういう素敵なデザインをなるべく多くの方が手に取るようになったらいいなと思っていたんです。自分でブランドを始めるとなった時に、宝石のようにきれいなスワロフスキーを使って、当時の思いを反映させたアクセサリーを作ろうって思ったんです。

効率を考えずに美しさを追求したデザインがアンティークジュエリーにはあります。その要素を自分のブランドで生かすだけのセンスと経験が沼本さんにはあったのだと感じます。
でも一方で、創作の過程では厳しいルールを敷いているとも話してくれました。

沼本:これは自分の中の決め事なんですけど、どんなに素敵なデザインでも、身に着ける人が想像できないものは、商品化しないと決めているんです。あとは、価格とデザインのバランスがちゃんと取れているか。新作を考える際は、常にこの2つのルールを意識しているんです。
確かに、「これは素敵。付けてみたい!」と思わせる要素がMAKI NUMOTOにはあります。
「決してお客様を置いてきぼりにしていない」。それは、過去に販売やバイヤーを経験したからこそ身につく感覚かもしれないですね。

楠:デザイン性の高さだけではなくて、お客様の立場になって考えられているんだなと思うポイントが他にもありますね。私は沼本さんのアクセサリーの裏側を見て、その丁寧さにすごく驚きました。

土台となる金属パーツをロウ付けという溶接方法で一つにつなぎ合わせる「よせもの」という技法は、
時間と手間、そして高度な技術がいるもの。都内でもごくわずかな職人しかできない技法が沼本さんのアクセサリーに用いられているんです。クリスタルをたくさん使うという事は、その石の分だけ重くなるし、石を留める爪の数だけ、引っ掛かりが多くなるという事。

沼本:この「よせもの」技法を用いる事で、裏側が滑らかになり、引っ掛かりが少なくなるだけでなく、アクセサリー自体を軽くする事ができるんですね。これだと、ブローチが重くて前に傾いてしまうなんて事もないんです。

「様々な事情」で手間暇がかかる仕様を用いないブランドが多くある中、身に着ける人の事を考えたものづくりをモットーにしている沼本さんにとって、「よせもの」を用いるのは、ごくごく当たり前の事なのかもしれません。

沼本:ありがとうございます!そんなところに気づいてもらえて嬉しいです。
と笑顔で話す沼本さんに今後のビジョンを聞いてみました。

沼本:世界のトップメゾンのように、お客様から「このブランドのものは間違いない!」って信頼をいただけるようなブランドに成長したいんです。あとは、店舗を持ちたいです!

立ち上げ3年のブランドですが、お客様とのコミュニケーションを大切にして、実直なものづくりを続ける沼本さんらしい2つのビジョン。現実になる日も遠くない気がします。

沼本 真希

[Profile]沼本 真希 ぬもと・まき

東京藝術大学で工芸科鍛金を専攻し、金属とその加工技術を学ぶ。
卒業後はファッション業界にて販売、バイヤー等を経験した後、アンティークジュエリーショップで勤務。
その時にパリへ買い付けに行った際に見たアンティークジュエリーに影響を受け、アクセサリー製造会社でアクセサリーの制作を経験した後、2015年に自身のコスチュームジュエリーブランドを立ち上げる。

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