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ひと昔前まで、手帳はビジネスマンの必携道具でしたが、パソコンやPDAの普及で、手帳の必要性は薄まりつつあります。そのせいか、あるいは学生時代からの名残からか、スケジュール管理を機械に任せて、打ち合わせや会議の記録だけをノートにつけるという人は意外と多いはず。そんな「ノート派」のための便利なビジネスツールを今回はご紹介します。 |
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日本全国、どこでもワンコインあれば入手できますし、サイズもフォーマットも多種多様。思えば、こんなに安価ですぐれた記録媒体があるのに、学生だけに使わせておくのはもったいないというもの・・・なんて主張をすると、「社会人になって大学ノートを使うのは気が引ける」なんて声が聞こえてきそう。そこで、おすすめしたいのがプロダクトデザイナーの山崎宏さんが考案した「大学ノート専用のキャリングケース」。見た目は、いたってシンプルですが、そのコンセプトの裏には、山崎さんの合理的な思想が隠されていました。 |
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山崎さんはA5のノートを使っていますが、これにも理由があります。「ビジネスシーンでは、A4のノートは大きすぎます。私は1回の打ち合わせを1ページに収めるようにしていますが、A4だとスペースがたいてい余ります。携帯性を考えてもA5がベストです」。 ところが、ひとつだけ悩みがあったといいます。それは、ノートの表紙が傷みやすいこと。「くたびれた感じのノートをデスクの上に取り出すのは、ちょっと気恥ずかしいものです。でも、大学ノートにカバーをつけるのは大げさでしょ。だから、表紙が傷みやすい移動の間だけ保護するキャリングケースを作ればいいと思ったのです」 |
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機能面では、A5ノートを入れるポケットの他に、ハガキやチケット類を入れるポケットとペン差しが備わっています。打ち合わせに使う資料類は二つ折りにしてノートと一緒に挟んでおけば、急な打ち合わせに呼ばれても慌てることはありません。外出する際も、鞄の中にこのノートケースを放り込んでおけば、取り出すのも楽ですし、ノートがしわくちゃになる心配もありません。素材にこだわった分、価格はちょっと高めですが、末永く使える仕事のパートナーとして、「投資」の価値は十分にあると思いますよ。 |