素敵なヨガウエアに出会いました。ayur shantee（アーユルシャンティ）は、大手スポーツウエアで、長年デザインを担当してきた服部さんが、独立した後、立ち上げたブランドです。

機能性の高い素材と、動きやすいデザインを知り尽くしたデザイナーが手掛けるヨガウエアは、動きやすさだけではなく、着る人への気遣いも感じられます。

うご着ごこちの良い服とは？

「うごきやすさ」と「着心地の良さ」で、「うご着ごこちの良い服」をテーマに服作りをしているayur shantee。スポーツウエアの多くは、鍛えられた体が美しく見えるようにと、フィット感のあるものがほとんどですが、このブランドのウエアはゆったりとしたシルエットのものが多いんです。

それは、「すでに鍛え上げられた体の方だけではなく、これからヨガをやろうと思っている方や、健康のためにと、ヨガが気になっている方に向けたもの」だから。確かに、磨き抜かれた体ならば、ぴたっとしたヨガウエアを着る事にためらいはないかもしれませんが、これから体を鍛えようとする方の立場になると、多くのヨガウエアはハードルが高いもの。ayur shanteeのように、着る人の立場になって、体の悩みを包み込んでくれるヨガウエアって、ありそうでないんです。

もちろん、ヨガウエアとしての動きやすさも、きちんと備わっています。

ボリュームのあるドルマンスリーブのプルオーバーは、腰に切り替えがあり、裾に向かってフィットするデザイン。足を上げたりする逆転系のポーズにも裾がめくれないので、安心感があるんです。

裾の切替は二重仕立てになっていて、腰回りにふんわりとフィットします。ヒップの一番高さが出るところから裾に向かって、サイズに差をつけています。それにより、ヒップの形を拾いすぎないシルエットが生れるんです。

ドルマンスリーブは腕をあげるヨガポーズにも、裾が吊り上がったり、脇がツレたりすることのないよう、袖の角度を工夫しています。袖口もゆったりしたサイズで作ってあるので、腕の動きを妨げません。袖口から覗く腕がちょっと華奢に見える嬉しい効果もあります。

ヨガでは寝のポーズの時に、首に何かつけていると気になる人も多いはず。そこで、アクセサリーをつけなくても、顔まわりに華やかさが出るようにと、飾りをつけているんです。シンプルなVネックよりも、確かに華やかな雰囲気になりますね。

糸の凹凸が作り出すスラブが特徴の生地は、軽くて、適度な透け感があります。コットン60％、テンセル40％ノカットソー生地は、柔らかく、滑らかな質感です。

着る人が気兼ねなく着られる為にと考えつくされたアイテムが、女性の体を美しく見せてくれるのは、当然の事。
ヨガウエアとしてだけではなく、ルームウエアとしても、外出着としても着られるのは嬉しいですね。

上質な天然素材と機能的なデザインがマッチしたヨガウエアは、着る人の生活に寄り添いたいと考えるデザイナーの心遣いが実感できる一着です。