兵庫県姫路市の工房で、主に木と鉄などの金属を使用した生活道具を作っている「枯白（KOKU）」。

繊細なデザインと、厳選して選ばれた素材そのものの良さがあわさり、どのアイテムもアンティークのような趣きのある表情をしています。

コーヒードリップスタンドも、枯白ならではの魅力に溢れるアイテムのひとつ。

吟味された厚みのある立派なウォールナット。つまみまで人の手で作られているからこそ生まれている、ニュアンスのある真鍮と鉄のスタンド部分。

木製のコーヒードリップスタンドは数あれど、機械で大量生産されたものとは明らかに違う、雰囲気の良い仕上がりです。

ガラスのドリッパーは、HARIO V60（1−2杯用）を使用しました。

真鍮のスタンドは可動式。お手持ちのポットに合わせて、約12.5cmから最大21.5cmくらいまで高さを変えることができます。

つまみの部分も味わいのある仕様。真鍮部分は取り外しして収納することもできます。

ウォールナットや真鍮、鉄は、使っていくうちに人の肌に含まれる水分や油分によって深みのある表情に変化していきます。

土台の裏側に鉄板が付いていないもの、付いているもの両方をご用意しています（鉄板にはゴムの滑り止め付き）。

使っているウォールナット自体は比較的しっかりと重量があるので、鉄板が付いていないタイプでも安定感はあります。場所を移動させて使ったり、使った後に収納しておくことが多い方には、鉄板なしタイプが使い勝手が良いと思います。

決まった場所で動かずに使われる場合や、より安定感を求めていらっしゃる方には、鉄板付きがおすすめです。

コーヒーを淹れて、ゆっくりと一息つく時間を作りたくなるドリップスタンド。道具でありながら、目の届くところに置いてオブジェのように愛でたくなる、そんな魅力を持った一品です。

【入荷につきまして】

枯白のアイテムは手作業で作っており、制作できる数に限りがございます。売り切れました場合、次の入荷まで半年くらいかかります。

もし入荷ご希望の場合、「入荷案内メールを受け取る」ボタンからメール受信ご設定をお願いいたします。楽しみにお待ちいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

ご注文前にご確認ください

つくり手が厳選したウォールナットを使い、素材の良さを活かしながら一番良い形に作られています。

そのため、土台の大きさは縦横で数センチの個体差があります。

木目にも個体差があり、角が上の画像のようになっている場合もあります。

また、真鍮の中央は溶接されており、色合いにムラがあります。予めご了承いただけますよう、お願いいたします。

時を経て深みが増すものを

枯白（KOKU）は、乾喬彰さん・直実さんによるブランド。兵庫県姫路市の工房で、木や鉄、革、真鍮、銅などさまざまな素材を加工し、生活道具を手作業で作られています。

ブランド名の「枯」という字には「人やものが練れて深みが増す、円熟した深い味わいが出てくる」という意味が、「白」には「新しさや、ものごとがはじまる原点のような新鮮さ」という意味があるのだそうです。

枯白は、まさにそれを体現した、使う人のもとで時を経てあじわい深くなっていく、そんなものをづくりをされています。