縄文時代の装身具

先日、4日間の夏期休業をいただきました。

工房は月曜日が定休日なので、ふだん、なかなか美術館に行けないのですが(多くの美術館が月曜定休) 、久しぶりに上野の東京国立博物館へ。

約1万年続いた縄文時代の美を紹介した縄文展に行きました。

作り手の息遣いを感じるような存在感ある土器や土偶がたくさん展示されています。



仕事柄、気になるのはアクセサリー。

土、貝、石、角、骨などのさまざまな素材の装身具。

既にこの時代、デザインされたピアスやブレスレット、ネックレスを身に付けていたことに驚きました。


印象的だったのは、円盤型の耳飾り。

和菓子のようなボタンのような、コレクションしたくなるような可愛さです。

耳たぶに穴をあけて、はめ込んでいたそう。

直径5cm以上のものもあり、耳たぶが、そんなに伸びるものなんだ?!痛くないのだろうか?寝るときも付けていたのだろうか?と、いろいろ想像してしまいました。


役割や権利を示すもの、魔除け、お守り、身を飾るもの、誓いの印...アクセサリーに込められた想い、身に付ける理由はさまざまだと思いますが、縄文時代も今も、共通しているのは、「より良い人生を送りたい」という願いなのではないかと思いました。

今よりずっと寿命が短かった時代、道具も設備も揃っていなかった環境で、一つ一つ時間をかけて作ったであろう装身具から、「祈り」のようなものを感じます。


縄文展は、92日(日)まで、東京国立博物館 平成館(上野公園)で開催されています。

 

Klang Lumi

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つくり手
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くらんぐ るみ
プロフィール
真鍮、銅、シルバー、K18などの金属を熱して叩いてアクセサリーや雑貨を制作しています。
20年程前、特に、真鍮という素材の魅力にはまり、独自にモノづくりをしてきました。
2014年、西国分寺に工房兼ショップをオープン。
小さなスペースですが、モノを販売するだけでなく、くつろいでいただける空間、人と人が繋がる場所になってくれたらと思っています。