十三夜~(月のことば)

月といえば秋

俳句で月は秋の季語
そのため、夏は夏の月、冬は冬の月と詠みます。

古来より日本人が最も関心をもった月、詩歌などにも詠まれ描かれています。

月にもたくさんの呼び名があります。
三日月、二日月、月白・・・・

その日や時間、景色によって言葉があり、例えば、十六日の月を「いざよい」
夜が明けたあとまで天空にかかる「有明(ありあけ)」
夕方に出る、出ている月「夕月夜(ゆうづくよ)」をつかいます。


『何となく君にまたるるここちしていでし花野の夕月夜かな~♪』
                              与謝野晶子


訳:なんだかあなたが待っているような気がして~。
外に出てみたら、月に照らされた床しい花野のこと~♪


 

そして今日は「十三夜(じゅうさんや)」♪

中秋の名月の次に綺麗な月が見えるそうです。
中秋の名月と十三夜を見てこそ、お月見。


十三夜は、後の月(のちのつき)ともいいます。
その他に、名残の月(なごりのつき)、後の今宵、豆名月、栗名月
食欲そそりますね~、栗などを祀るとのこと♪

「十三夜(じゅうさんや)」と「後の月(のちのつき)」を言葉の表情(響き)でみてみました。
すると、十三夜は、ウェット。情感あふれ物悲しさや恋しさのイメージを強く感じます。
そして、後の月は、シンプル。さわやかですっきり躍動する響きが伝わります。
月(つき)は、清らかで開放されるような表情をもっていて、
未知な存在でもある神秘的な雰囲気と風や雲と描かれる明暗が孤高で鋭い印象も表情からでています。


十三夜は、月の欠けに趣があるそうです、月の言葉や名前で潤いある時間を。

 
(写真:鞍馬寺/冬柏亭与謝野晶子書斎)



 

 

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両親や家族が想いや願いをこめて名付けたあなたの名前の響きリズムで香を創るオーダーメイド商品。香り、匂いというよりも「にほひやかげさ」。歌や句を詠むように大和言葉の調べの美から情景情緒を表現。

日紫喜 友紀
つくり手
日紫喜 友紀
ひしき ゆき
プロフィール
詩歌そして俳句によって導かれた言葉の響きそして香との繋がり、一歩ずつ支えられ歩き始めました。創作詩「紫式部」を印香に高島屋日本橋店期間展示販売、2010年京都文化ベンチャーコンペテションロマン吉忠賞。女性デープレゼンコンテストフジ産経ビジネスアイ賞を機会にモニター調査。第5回京都文化ベンチャーコンペ京都中央信用金庫賞を機に作品。2013年京都タカシマヤいいMONO再発見から展開。2016年OMOTENASHISELECTION受賞。2017年第5回京都女性起業家賞京都府知事賞優秀賞。新宿タカシマヤNIPPONものがたりPOPUPショップ他。著名人のなまえ香オーダーなど幅広く手がけている。