家具のリメイク ちゃぶ台からダイニングテーブルへ。

自粛中は、いつにも増して、おうちごはんを楽しんでいた

という方も多かったのではないでしょうか。

 

テーブルを囲んでお料理、食事を楽しむことが出来るのは

何よりの幸せだなと思うことがあります。

家具の中でも、そんな楽しいシチュエーションで登場する

ダイニングテーブル。

 

少し前になりますが、

座卓をダイニングにリメイクする、というご依頼をお受けしました。

 

正方形の天板のちゃぶ台。昔ながらの構造で、

脚が折りたためるようになっています。

天板はオーク無垢材。しっかりしていて、

気に入って使っていらっしゃったようです。

 

このちゃぶ台を、ダイニングチェアと合わせて使えるように

リメイクできないかとご相談をお受けしました。

単純に脚を取り換えて、長くすれば、高さが上がりますが、

将来、再び座卓として使えるように、できるだけ

加工は少なく、わからないように、というご希望がありました。

 

 

いくつかのアイデアを提案したところ、

既存の脚に、ボルトで角脚を継ぎ足す方法で、

高さを上げることになりました。ちゃぶ台側の加工は、

ボルトが取付けられるよう、穴をあけるだけで済みます。

シンプルな構造で、将来ちゃぶ台に戻すのも楽にできます。

 

お客様と相談し、午前中テーブルを引き取って、

工房で加工し、その日の夕方にはお返しする段取りで

進めさせていただきました。

 

 

脚にボルトをセットし、延長脚を取り付け。

 

 

 

 

足裏からネジで固定します。

 

 

ネジをしっかりと締められるように、丸棒で

工具を作りました。外す時もこれで楽に

ネジを緩めることが出来ます。

 

 

しっかりと固定できました。

 

 

 

元のテーブルが日に焼けて、色が濃くなっていましたので、

新しく取り付けた脚の色が明るく見えますね。

お使いになっていくうちに、色は馴染んでいくと思います。

 

もともと作りのいいちゃぶ台でしたので、脚は細身ですが、

しっかりと固定し、脚のぐらつきが出ないように

調整させていただきました。

 

テーブルの高さが70㎝の、ダイニング仕様にリメイク。

しばらくは、椅子と合わせてお使いになるということです。

加工は脚裏だけなので、座卓に戻したときに、

見た目には元の通りのままお使いいただけます。

 

テーブルを丸ごと買い替えると、結構大変だと思いますが、

簡単な加工で、リメイクすることもできます。

家族構成や、生活スタイルの変化など、

家具の使い方や、置き場所なども見直したいな、ということが

出てくると思うんですよね。

 

今ある家具や家財を、うまく利用すれば、便利に使いやすくなる

ということが、結構あります。

リメイクやリフォームについても、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

無理難題、、と思っていることも、意外と簡単に解決することも

ありますよ。こんな時こそ、オーダーができる家具屋の

アイデアや技術をどんどん活用していただければ と思います。

 

 

 


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うたたねは木の温もりを大切にした、生活道具を作っています。

杉島 郁子
つくり手
杉島 郁子
すぎしま ふみこ
プロフィール
うたたねは、大阪を拠点に活動するプロダクトブランドです。オリジナリティーのある木製家具やインテリア小物を、デザイン、製作、販売まで一貫して行い、産み出しています。「手を動かして考える」、「コミュニケーションを大切にする」そんなうたたねの活動をスタッフの杉島がご紹介します。
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